ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の住宅ローン金利推移

ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の住宅ローン金利は、2026年10月時点で、店舗で相談して申し込む対面相談コースの変動金利(通期引下げプラン)が年1.600%(物件価格の80%以下で借りる場合。80%超は年1.700%)です。

 

ネットで申し込むWEB申込コースは、仮審査申込の受付を2026年10月30日(金)17時で終了します。それ以降に申し込む人は、銀行代理業者が窓口になる対面相談コースを使うことになります。

 

金利の流れを振り返ると、変動金利は日銀の利上げにあわせて2024年10月から段階的に引き上げられ、WEB申込コースでは2026年8月から10月まで3か月続けて引き上げられました。

2026年10月のドコモSMTBネット銀行の住宅ローン金利

ドコモSMTBネット銀行は、かつて三井住友信託銀行の住宅ローンを「ネット専用住宅ローン」という名称で取り扱っていましたが、2023年4月に方針を転換し、現在は同行が自ら貸主となる住宅ローンを主力にしています。

 

なお、同行は2026年8月3日(月)に商号を「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ変更しました(NTTドコモ・三井住友信託銀行との共同経営体制への移行にともなうもの)。

 

金融機関コード・支店番号・口座番号は変更されず、契約中の住宅ローンもそのまま継続されます。

 

【今月の注目ポイント①:WEB申込コースの仮審査申込は10月30日17時で受付終了】公式サイトの告知によると、WEB申込コースの仮審査申込は2026年10月30日(金)17時で受付を終了します。それまでに仮審査を申し込んだ人は、WEB申込コースのまま手続きを続けられます。

 

これから同行の住宅ローンを検討する人は、銀行代理業者の店舗で相談しながら進める対面相談コースが中心になります。対面相談コースは全国50店舗以上の窓口で、土日も相談できます。

 

【今月の注目ポイント②:対面相談コースでも「環境配慮型住宅」の優遇が終了】対面相談コースの「環境配慮型住宅への特別金利優遇」は2026年9月実行分をもって終了しました(WEB申込コースは8月実行分で終了済み)。

 

一方、物件価格の80%以下で借りる場合の金利優遇は、対面相談コースでは続いています。10月の変動金利は、80%以下なら年1.600%、80%超なら年1.700%で、頭金を2割以上入れられるかどうかで年0.100%の差がつきます。

 

現在の住宅ローンは「対面相談コース」と「WEB申込コース」(受付終了予定)、それにフラット35(買取型)で、いずれもドコモSMTBネット銀行が貸主です。3つの商品を同時に申し込むことはできません。

また、独自の団体信用生命保険である「スゴ団信」は、対面相談コースでも付帯します。死亡・高度障害に加え、病気やけがによる就業不能などにも備えられる保障内容です。

 

金利の上昇局面では、表示金利だけでなく「金利+保障」で比べる視点がいっそう重要になります。

 

対面相談コースの金利

対面相談コースの主な金利は次のとおりです(2026年10月時点・公式サイトにて確認)。新規借入・借り換えとも同じ水準で、実際の適用金利は申込時ではなくお借入日の金利です。

金利タイプ(プラン)対面相談コースの金利備考
変動金利(通期引下げプラン)年1.600%物件価格の80%以下で借りる場合
変動金利(通期引下げプラン)年1.700%物件価格の80%超で借りる場合
当初10年固定(当初引下げプラン)年3.379%特約期間終了後は基準金利から一定幅を引き下げ
当初35年固定(当初引下げプラン)年4.019%返済期間に応じて上乗せあり(下記)

上の金利には、次の上乗せが加わる場合があります。団体信用生命保険のプランによっては年0.200%〜年0.400%、借入期間が35年超40年以内なら年0.070%、40年超50年以内なら年0.150%、そして審査結果によっては年0.100%〜年0.550%です。

 

審査結果による上乗せの上限は、WEB申込コース(年0.100%〜年0.300%)より対面相談コースのほうが大きい点に注意が必要です。表示金利の差だけで「対面のほうが必ず有利」とは言えないため、上乗せまで含めた「自分に適用される金利」で確かめましょう。

WEB申込コースの金利(仮審査申込は10月30日17時で受付終了)

すでにWEB申込コースで仮審査を申し込んだ人、10月30日(金)17時までに申し込む予定の人向けに、WEB申込コースの金利も掲載します。

資金使途 金利タイプ 2026年10月の金利
新規借り入れ 変動金利 年2.000%(通期引き下げプラン)
当初10年固定金利 年3.379%(当初引下げプラン)
35年固定金利 年4.019%(当初引下げプラン)
借り換え 変動金利 年2.000%(通期引き下げプラン)
当初10年固定金利 年3.379%(当初引下げプラン)
35年固定金利 年4.019%(当初引下げプラン)

※実際の適用金利は申込時ではなく、借入日の金利が適用されます。
※団体信用生命保険のプランによっては住宅ローン金利に年0.2%~0.4%が上乗せとなります。
※借入期間が35年超~40年以内の場合は住宅ローン金利に年0.07%、40年超~50年以内の場合は年0.15%が上乗せとなります。
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。
※「環境配慮型住宅への特別金利優遇」および「物件価格の80%以下でお借入れいただく場合の金利優遇」は、WEB申込コースでは2026年8月実行分をもって終了しました(対面相談コースでは引き続きご利用いただけます)。

 

住宅ローンの金利推移・金利動向

ドコモSMTBネット銀行が自社の住宅ローン(現在のWEB申込コース)を主力にした2023年4月以降、変動金利(通期引下げプラン)は長く低い水準で据え置かれてきました。

 

流れが変わったのは、日銀がマイナス金利を解除した2024年です。同行は2024年10月に変動金利を引き上げ、2025年4月にも引き上げました。その後も引き上げが続き、WEB申込コースでは8月・9月・10月と3か月連続の引き上げとなっています。

 

当初10年固定(当初引下げプラン)は、長期金利の動きにあわせて月ごとに上下しながらも、2023年以降はおおむね上昇基調です。10月も前月から引き上げられました。

 

過去の金利は契約時期によって適用条件が異なり、現在の申込には使えないため、当サイトでは当月の金利だけを掲載しています。返済中の方は、お手元の返済予定表でご自身の適用金利を確認してください。

金利が上がっている背景=日銀の追加利上げと短期プライムレートの改定

背景にあるのは日銀の利上げです。日銀は2026年9月18日の金融政策決定会合で、政策金利を年1.25%程度へ引き上げることを決めました。6月以来3か月ぶりの利上げで、1995年以来の高い水準です(日本銀行 金融政策決定会合)。

 

これを受けて、三菱UFJ銀行などは11月2日から短期プライムレートを年2.625%へ引き上げると発表しています。変動金利の基準になる金利が上がるため、新規借入の変動金利がいつ・どれだけ動くかは銀行ごとに異なります。

 

ドコモSMTBネット銀行は、WEB申込コースで10月実行分からすでに変動金利を引き上げています。変動金利で借りている方・これから借りる方は、「どの銀行が、いつ、どれだけ反映するのか」まで含めて見ておくと判断を誤りにくくなります。

他行の変動金利と並べると=条件の違いまで見て比べる

他行と比べるときは、適用される条件が銀行ごとに違う点に注意が必要です。数字だけを横並びにすると誤解のもとになります。2026年10月適用分の変動金利(新規借入)は次のとおりです。

金融機関変動金利(新規)適用の条件・注意点
ドコモSMTBネット銀行(対面相談コース)年1.600%通期引下げプラン・物件価格の80%以下の場合(80%超は年1.700%)。審査結果で年0.100%〜年0.550%の上乗せあり
ドコモSMTBネット銀行(WEB申込コース)年2.000%通期引下げプラン。仮審査申込は2026年10月30日(金)17時で受付終了
三菱UFJ銀行年1.195%ずーっと一律優遇コース。給与振込の利用など所定の条件あり
SBI新生銀行年1.410%自己資金10%以上の場合の優遇金利。SBIハイパー預金優遇の適用時は年1.340%(自己資金の優遇とは併用不可)

※各行公式サイトで2026年10月適用分として表示されていた最優遇金利。最優遇金利は誰にでも適用される金利ではありません。実際の適用金利は審査結果・団信プラン・借入条件で変わります。

表面の金利だけで差を判断するのは早計です。事務手数料や保証料の体系、団信の保障内容、優遇を受けるための条件は銀行ごとに異なり、総返済額で比べると順位が入れ替わることもあります。

ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンの主な特徴

特徴項目 説明 コメント
金利の種類 変動金利、固定金利(フラット35の取り扱いも) 多様な金利オプションから選べる
保障の充実 「スゴ団信」で広範な疾病・ケガに対応 全疾病保障が基本付帯。50歳以下は3大疾病50%保障も上乗せなしで付く
返済期間 最長50年(35年超40年以内は年0.070%、40年超50年以内は年0.150%の上乗せ) 月々の返済額は抑えられるが、総返済額は増える
お手続き方法 対面相談コース、WEB申込コース(仮審査申込は2026年10月30日17時で受付終了)、フラット35(買取型) 3商品の同時申込はできない
繰上げ返済 一部繰上げ返済は1円から何度でも手数料0円 繰り上げ返済による返済計画の調整が自由に行える
金利プラン 通期引下げプラン(完済まで同じ引下げ幅)と当初引下げプラン(当初期間を大きく引下げ) 借り入れ目的や将来の金利変動リスクに応じた選択が可能
相談の体制 対面相談コースは銀行代理業者の店舗(全国50店舗以上)で相談 資金計画から審査申込・契約まで専任スタッフがサポート。土日も相談可
土地から買う場合 対面相談コースで土地先行プランを利用可能 正式審査1回で、土地購入時と建物完成時の2回に分けて融資
資金使途 購入、新築、リフォーム、借り換え 多様な資金使途に対応し、さまざまな住宅購入シーンに適用

住宅ローンを選ぶ際は、これらの特徴をふまえて、ご自身の状況に合ったプランを検討してください。

スゴ団信の特徴とメリット・デメリットについて

ドコモSMTBネット銀行の住宅ローンに付帯する「スゴ団信」は、団体信用生命保険(団信)の一種で、一般的な団信より保障の範囲が広いのが特徴です(引受保険会社はSBI生命)。主な特徴を整理します。

スゴ団信の特徴

  1. 全疾病保障が基本付帯
    がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病だけでなく、それ以外の病気やケガによる就業不能も保障の対象です(精神障害など所定の免責事由を除く)。
  2. 死亡・高度障害の保障
    万が一ローン利用者が亡くなったり、高度障害状態になった場合、残っている住宅ローンの返済が免除されます。これは一般的な団信の保障内容と同様です。
  3. 50歳以下は3大疾病50%保障も上乗せなし
    50歳以下なら、3大疾病で所定の状態になったときにローン残高の50%を保障するプランが、上乗せ金利なしで付帯します。

スゴ団信のメリット

  • 広範囲な保障による安心
    多くの病気やケガを保障範囲に含むことで、ローン利用者は幅広い健康リスクに備えられます。
  • ローン返済のリスク軽減
    万が一の事態に備えて、ローン残高の免除が受けられるため、家族への経済的負担を軽減します。
  • 基本プランは追加負担なし
    基本プランは住宅ローン金利に上乗せがなく、別途保険料を支払う必要もありません。

デメリット(注意点)

  • 年齢で付く保障が変わる
    50歳を超えると、上乗せなしの基本プランに3大疾病50%保障は付きません。3大疾病50プランは年0.25%、3大疾病100プランは年0.40%の上乗せです。
  • 上位プランは上乗せ金利が必要
    50歳以下でも、3大疾病100プランを選ぶと40歳未満は年0.20%、40歳以上は年0.40%の上乗せになります。金利そのものが上がっている局面では、上乗せの重みも相対的に増します。
  • 支払条件と免責事由がある
    保障が適用されるための細かな条件や、対象外となるケースも定められています。契約前に「被保険者のしおり」で保障内容を確認しておきましょう。

 

対面相談コースとWEB申込コースの違い=これからの申込は対面が中心

対面相談コースとWEB申込コースは、どちらもドコモSMTBネット銀行が貸主の住宅ローンですが、申込の窓口・使える優遇・審査による上乗せ幅が異なります。WEB申込コースの仮審査申込は2026年10月30日(金)17時で受付を終えるため、それ以降は対面相談コースでの申込になります。

 

頭金を2割以上入れる方は、対面相談コースに残る「物件価格の80%以下」の優遇が効いてきます。一方で審査による上乗せは最大年0.550%と幅があるため、店舗で返済シミュレーションを作ってもらい、上乗せを含めた金利で判断しましょう。

 

対面相談コースは、同行の銀行代理業者であるSBIマネープラザの店舗で、資金計画を聞き取ったうえで返済シミュレーションを作ってもらえます(相談は無料)。

 

SBIマネープラザで対面相談(無料)

※PR SBIマネープラザは、ドコモSMTBネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。

 

対面相談コース

項目 説明
申込方法 銀行代理業者の店舗で相談し、アプリ「かんたん住宅ローン」から仮審査を申し込む
書類提出 正式審査の申込・必要書類の提出はアプリまたはWEB上で行う
相談窓口 全国50店舗以上の窓口で、資金計画から審査申込・契約までスタッフがサポート。土日も相談可能
審査期間の目安 仮審査(任意)は3営業日程度、正式審査は5営業日程度(銀行代理業者SBIマネープラザの案内)
審査による上乗せ 審査結果により年0.100%〜年0.550%
金利優遇 物件価格の80%以下で借り入れる場合の金利優遇は継続。環境配慮型住宅への特別金利優遇は2026年9月実行分で終了
その他特徴 「スゴ団信」が付帯。土地先行プランやつなぎ融資も利用できる

WEB申込コース(仮審査申込は10月30日17時で受付終了)

項目 説明
受付状況 仮審査申込は2026年10月30日(金)17時で受付終了。それまでに仮審査を申し込んだ人は手続きを継続できる
申込方法 インターネットでの申込みと手続き
審査による上乗せ 審査結果により年0.100%〜年0.300%
金利優遇 環境配慮型住宅への特別金利優遇・物件価格の80%以下で借り入れる場合の金利優遇は2026年8月実行分で終了

審査申込の必要書類と比較先の考え方

審査では、本人確認書類・収入を確認する書類(給与所得者は源泉徴収票など、自営業の方は確定申告書など)・物件に関する書類が必要です。申込内容によって追加の書類を求められることもあります。

 

具体的な書類と審査の進み方はドコモSMTBネット銀行の必要書類と審査の流れで、借り換えの損得はドコモSMTBネット銀行への住宅ローン借り換えで整理しています。

なお、他行と比べる際は諸費用の体系にも目を向けましょう。たとえばSBI新生銀行は保証料0円・一部繰上返済手数料0円で、事務取扱手数料は借入金額の2.20%(税込)の定率型です。原則として仮審査がなく、本審査から始まる点も手続き面の違いです。

 

団信は上乗せ金利のかからない全疾病保障付団信などから選ぶ形です(加入条件は商品説明書でご確認ください)。団信の上乗せ金利まで含めたトータルコストで見比べるとよいでしょう。

 

ドコモSMTBネット銀行の金利に関するよくある質問

Q. 今月の金利は上がりましたか、下がりましたか?

A. 2026年10月は、WEB申込コースの変動金利(通期引下げプラン)が年2.000%へ引き上げられ、8月から3か月連続の上昇となりました。当初10年固定(年3.379%)、当初35年固定(年4.019%)も前月から上がっています。対面相談コースの変動金利は年1.600%(物件価格の80%以下の場合)です。

Q. 物件価格の80%以下で借りる場合の金利優遇はもう使えないのですか?

A. WEB申込コースでは2026年8月実行分で終了しましたが、対面相談コースでは続いています。10月の変動金利は80%以下なら年1.600%、80%超なら年1.700%です。なお「環境配慮型住宅への特別金利優遇」は、対面相談コースでも2026年9月実行分で終了しました。

Q. なぜ変動金利がこれほど上がっているのですか?

A. 日銀が2026年9月18日に政策金利を年1.25%程度へ引き上げ、三菱UFJ銀行などが11月2日から短期プライムレートを引き上げるなど、変動金利の土台になる金利が上がっているためです。反映の時期と幅は銀行ごとに異なります。

 

なお、長期金利(10年国債利回り)が動いても、それは主に固定金利・フラット35に効くもので、変動金利が動く直接の理由ではありません。

Q. すでに借りている人の返済額も今月から上がりますか?

A. いいえ、今月の表示金利は「これから借りる人」に適用される金利です。返済中の方の適用金利がいつ見直され、いつ返済額に反映されるかは、契約している商品のルール(半年ごとの見直し、5年ルール・125%ルールの有無など)で決まっています。

 

まずはお手元の返済予定表と商品説明書で、ご自身の見直し時期と現在の適用金利を確認してください。住宅金融支援機構が2026年2月20日に公表した「住宅ローン利用者の実態調査」でも、金利上昇時のリスクを十分に理解できていない、または不安を抱える人が半数前後にのぼりました。

Q. スゴ団信は追加の保険料がかかりますか?

A. 基本プランは上乗せ金利なしで付帯し、全疾病保障も含まれます。50歳以下なら3大疾病50%保障も上乗せなしです。保障を厚くする3大疾病100プランは、40歳未満で年0.20%、40歳以上で年0.40%の上乗せになります(50歳超は3大疾病50プランが年0.25%、100プランが年0.40%)。

Q. 変動金利と固定金利、どちらを選べばよいですか?

A. 対面相談コースでも、変動金利(年1.600%〜)と当初10年固定(年3.379%)には差があります。当面の返済負担を抑えたい人は変動、返済額を確定させたい人は固定が向きます。ただし変動金利にも上昇圧力が続いています。

 

「変動なら当面安い」という前提だけで決めず、金利が上がったときに返済を続けられるかを試算したうえで選びましょう。どちらが有利かは将来の金利次第で、断定はできません。金利・優遇の条件は改定されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

 

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