みなと銀行の住宅ローンは、2026年10月の金利プランで選ぶ団信によって適用金利が3段階に分かれました。融資手数料型の変動金利は、入院保障付き一般団信で年1.145%、生活習慣病団信で年1.275%、三大疾病重点型全疾病保障付き団信で年1.345%です。
いちばん低い年1.145%は、死亡と高度障害だけを保障する一般団信の金利ではありません。入院保障が付いた団信の金利で、加入できるのは借入時の年齢が満50歳までの人に限られます。
2026年10月の金利は、団信の種類で3段階に分かれた
みなと銀行は、住宅ローン「みなと住宅ローンKM」の金利プランを団信の種類ごとに示しています。同じ融資手数料型・借入期間35年以内でも、変動金利は団信によって最大年0.200%の差がつきました。
| 団信の種類 | 変動金利型 | 全期間固定金利型 |
|---|---|---|
| 入院保障付き一般団信 | 年1.145% | 年4.040% |
| 生活習慣病団信〈入院プラスα〉 | 年1.275% | 年4.140% |
| 三大疾病重点型全疾病保障付き団信 | 年1.345% | 年4.240% |
2026年10月の金利プラン(融資手数料型・借入期間35年以内)。取引条件を満たした場合の金利で、変動金利の店頭表示金利は年3.375%です。
変動金利の差は、生活習慣病団信が年0.130%、三大疾病重点型が年0.200%でした。全期間固定金利型では、差がそれぞれ年0.100%と年0.200%になっています。
この金利は2027年3月31日までに事前審査を申し込んだ人が対象です。引下げ幅は申込内容や審査結果で決まるため、表の金利がそのまま全員に適用されるわけではありません。
最低金利は入院保障付きの団信が前提、51歳以上は別の案内
みなと銀行の団信には、死亡と高度障害を保障する一般団信もあります。ただ、金利プランとして公表されているのは疾病保障付きの3種類だけです。
3種類はいずれも、借入時の年齢が満50歳までの人が対象となっています。満51歳以上の人向けの団信は、住宅ローンプラザで案内するとしています。
51歳以上で借りる人は、年1.145%を自分の金利として計算しないほうが安全です。どの団信になり、金利がいくらになるかは、事前審査の段階で確認する必要があります。
疾病保障付きの団信は、住宅ローンを借りるときにしか加入できません。みなと銀行も、契約後に加入はできないと案内しています。
3つの団信で、ローン残高が0円になる場面が違う
3種類とも保険料は銀行が負担し、死亡・高度障害と余命6か月以内の判断で残高が0円になる点は共通です。違いは、病気やけがのどの段階で保障が動くかにあります。
| 保障の場面 | 入院保障付き一般団信 | 生活習慣病団信〈入院プラスα〉 | 三大疾病重点型全疾病保障付き団信 |
|---|---|---|---|
| がん | 入院の保障のみ | 所定のがんの診断確定で残高0円 | 所定のがんの診断確定で残高0円 |
| 脳卒中・急性心筋梗塞 | 入院の保障のみ | 入院が180日以上で残高0円(生活習慣病として) | 所定の状態が60日以上継続、または所定の手術で残高0円 |
| 糖尿病・高血圧性疾患など | 入院の保障のみ | 10種類の生活習慣病で入院180日以上なら残高0円 | 12か月を超える入院で残高0円 |
| その他の病気・けが | 12か月を超える入院で残高0円 | 連続5日以上の入院で一時金、31日以上で返済額を保障 | 日帰り入院から一時金、12か月を超える入院で残高0円 |
| 引受保険会社 | カーディフ生命保険・カーディフ損害保険 | クレディ・アグリコル生命保険 | カーディフ生命保険・カーディフ損害保険 |
みなと銀行の各団信ページ(2026年10月14日確認)をもとに作成。支払条件や回数には上限があり、一部の保障は融資実行から3か月などの待機期間があります。
入院保障付き一般団信は、がんと診断されただけでは残高は減りません。入院して返済日を迎えると、毎月の返済額が最長3か月分、3か月を超える入院ではさらに最長9か月分保障されます。
生活習慣病団信は、がんの診断確定で残高が0円になります。糖尿病や腎疾患など10種類の生活習慣病は、同じ原因の入院が通算180日以上になった時点が基準です。
三大疾病重点型は、脳卒中と急性心筋梗塞に手厚い設計です。職場に復帰していても、所定の状態が60日続けば残高は0円になります。
がん団信や全疾病保障の一般的な違いは、団信の種類とがん団信・ワイド団信の比較で整理しています。
3,000万円・35年なら、保障を厚くした差は月1,900〜2,900円
保障の差がいくらの負担になるかを、借入額3,000万円、返済期間35年、元利均等返済で試算しました。表の変動金利が完済まで変わらないと仮定しています。
| 団信の種類 | 毎月の返済額 | 35年の利息の合計 |
|---|---|---|
| 入院保障付き一般団信(年1.145%) | 約86,700円 | 約643万円 |
| 生活習慣病団信(年1.275%) | 約88,600円 | 約721万円 |
| 三大疾病重点型(年1.345%) | 約89,600円 | 約763万円 |
当編集部の試算。融資手数料や登記費用は含めていません。
生活習慣病団信を選ぶと、入院保障付き一般団信より毎月約1,900円、35年で約78万円多く利息を払います。三大疾病重点型では、毎月約2,900円、35年で約120万円の差です。
この差は、がんの診断確定で残高がなくなる保障の値段と考えることができます。民間のがん保険にすでに入っている人は、保障が重ならないかを先に見ておく必要があります。
手数料の型は3つ、公表金利は融資手数料型のもの
みなと銀行の住宅ローンは関西みらい保証の保証が付き、その費用の払い方を3つから選びます。上で示した金利は、すべて融資手数料型の場合です。
- 融資手数料型は、借入額の2.20%(税込)を払い、保証料は金利に含まれる
- 保証料一括前払い型は、35年返済なら借入額100万円あたり20,610円を借入時に払う
- 保証料金利上乗せ型は、一括前払い型より金利が年0.2%高く、別に33,000円(税込)がかかる
どの型でも、保証会社の事務取扱手数料55,000円(税込)が別に必要です。融資手数料型と金利上乗せ型は、繰上返済をしても手数料や保証料は戻りません。
保証料一括前払い型の金利は、金利プランのページに数値が出ていません。団信と同じく、型を変えると別の金利プランになると注記されています。定額型と定率型の比べ方は事務手数料の型と総コストの比べ方で取り上げました。
金利の条件は取引の組み合わせ、Web申込は兵庫と大阪の一部
表の金利を受けるには、次のどちらかに当てはまる必要があります。給与振込の指定と、りそなグループアプリの設定かつりそなデビットカードの保有をそろえる方法が1つ目です。
2つ目は、クレジットカードの保有、iDeCo、公共料金の自動引落、NISA口座、月1万円の積立預金などから3項目以上を選ぶ方法です。
申込みには地域の条件もあります。勤務地か新居の所在地、そして担保の物件がみなと銀行の営業区域内にあることが条件で、インターネットの事前審査は兵庫県と大阪府の一部に住む人に限られます。
借入期間は最長40年ですが、35年を超える場合の金利は住宅ローンプラザで案内するとしています。変動金利は毎年4月1日と10月1日に見直され、返済額は5年ごとに前回の1.25倍までの範囲で変わります。
同じりそなグループで大阪を地盤とする銀行の商品は、関西みらい銀行の住宅ローンで紹介しています。
ドコモSMTBネット銀行と比べる、団信の付き方の違い
団信で選ぶなら、神戸で対面相談ができるドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)も比べる候補になります。SBIマネープラザなどの銀行代理業者が窓口の対面相談コースで、神戸では三宮の店舗が扱っています。
同行のWEB申込コースは、2026年10月30日17時で仮審査の受付を終了します。これから同行で借りる人は、対面相談コースから申し込む形になります。
| 項目 | みなと銀行(融資手数料型) | ドコモSMTBネット銀行(対面相談コース) |
|---|---|---|
| 変動金利(2026年10月) | 年1.145%〜(入院保障付き一般団信) 年1.275%〜(生活習慣病団信) |
年1.600%〜(通期引下げプラン・物件価格の80%以内) |
| 金利の上乗せなしで付く保障 | 団信3種のうち選んだ1つ(金利は団信ごとに違う) | 一般団信と全疾病保障、借入時50歳以下は3大疾病保障特約(50%) |
| がんの保障を厚くする方法 | 生活習慣病団信などを選ぶ(変動金利は年0.130%〜0.200%高い) | 3大疾病保障特約(100%)などを選ぶ(団信のプランにより年0.2〜0.4%上乗せ) |
| 疾病保障付き団信の年齢 | 借入時満50歳まで | 3大疾病保障特約(50%)は借入時50歳以下で基本付帯 |
| 借入期間 | 最長40年 | 最長50年 |
| 一部繰上返済 | インターネットは0円、店頭は有料 | 1円から何度でも0円 |
ドコモSMTBネット銀行は、審査結果により年0.1〜0.55%、物件価格の80%超で年0.100%、借入期間35年超で年0.070〜0.150%が上乗せされます。
表示金利はみなと銀行のほうが低く、入院保障付き一般団信とは年0.455%の差があります。一方、がんへの備えを団信に求めると比べ方が変わります。
ドコモSMTBネット銀行は、金利の上乗せなしで全疾病保障が付き、50歳以下なら3大疾病でローン残高の半分が保障されます。みなと銀行でがんを保障の対象にするには、金利が高い団信を選ぶことになります。
注意したいのは、審査の結果で金利が最大年0.55%上乗せされる点です。仮審査で自分の金利が出るまでは、総額でどちらが有利かは決まりません。同行の団信の中身はスゴ団信の保障と上乗せ金利で詳しく扱っています。
なお、SBIマネープラザではSBI新生銀行の住宅ローンも相談できます。
みなと銀行で生活習慣病団信を付けるか迷っているなら、がんと全疾病の保障が金利の上乗せなしで付くドコモSMTBネット銀行の金利も並べてみると、保障1つあたりの値段が見えてきます。SBIマネープラザの神戸の店舗では、対面相談コースの仮審査を担当者と進められます。
みなと銀行の団信選びでよく聞かれること
Q. 51歳以上でみなと銀行から借りると、どの団信になりますか?
A. 疾病保障付きの3種類は借入時満50歳までが対象のため選べません。満51歳以上向けの団信は住宅ローンプラザで案内するとしており、適用金利も公表の金利プランとは別に決まります。
Q. 借りたあとで生活習慣病団信に切り替えられますか?
A. できません。みなと銀行は、疾病保障付きの団信は住宅ローンの契約時にだけ加入でき、契約後の加入はできないと案内しています。保障を厚くするなら借入時に決める必要があります。
Q. 大阪に住んでいても、みなと銀行のWeb事前審査を使えますか?
A. 大阪府の一部なら使えます。インターネットでの事前審査は兵庫県と大阪府の一部に住む人に限られます。勤務地か新居と、物件が営業区域内にあることも条件です。
Q. 融資手数料型の2.20%は、繰上返済をすると戻りますか?
A. 戻りません。融資手数料型と保証料金利上乗せ型は、繰上返済をしても手数料・保証料の返戻はないと商品の案内に明記されています。返戻があるのは保証料一括前払い型です。
みなと銀行で団信を選ぶ順番
選ぶ順番は、年齢、保障の重なり、金利差の3つで考えると整理しやすくなります。
- 借入時に51歳以上なら、公表の金利プランは使えないため、まず住宅ローンプラザで団信と金利を確認する
- 50歳以下で、がん保険などに別に入っているなら、入院保障付き一般団信の年1.145%を基準にする
- がんの診断で残高をなくしたいなら、生活習慣病団信の年0.130%の上乗せを、毎月約1,900円の負担として比べる
- 脳卒中や心筋梗塞の後遺症が心配なら、三大疾病重点型の60日継続という条件を基準に考える
団信の保険料を金利に組み込む仕組みは、住宅金融支援機構の団体信用生命保険制度の案内でも、フラット35の新しい団信が毎月の返済に組み込む方式であると説明されています。
みなと銀行の団信を決める前に、神戸でドコモSMTBネット銀行の保障も並べる
みなと銀行は、がんの保障を付けると金利が上がる仕組みです。ドコモSMTBネット銀行の対面相談コースで自分の金利を出しておけば、保障込みの総額を同じ借入額で比べられます。
- 来店を予約する:兵庫はSBI住宅ローン神戸(ドコモSMTBネット銀行を取扱)
- 資料を持って相談する:前年分の源泉徴収票など収入がわかる書類と、購入予定の物件資料
- 団信ごとの総額を並べる:仮審査で出た金利と付く保障を、みなと銀行の3種の団信の見積りと比べる
※PR SBIマネープラザは、SBI新生銀行・ドコモSMTBネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。リンク先はSBIマネープラザのドコモSMTBネット銀行 住宅ローンのページです。
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