【2026年7月】PayPay銀行の住宅ローン金利推移・金利動向

この記事ではPayPay銀行の住宅ローンについて、2026年7月時点の最新金利と過去の金利推移をまとめてご紹介します。日本銀行の追加利上げ(2026年6月・政策金利1.0%程度)を受けて各金融機関が基準金利を引き上げる局面が続いており、PayPay銀行も2026年7月1日に住宅ローン基準金利の引き上げを実施しました。「いま金利がどの水準にあるのか」を、時点を明示しながら整理していきます。

 

PayPay銀行の住宅ローンについて

PayPay銀行の住宅ローンは、業界トップクラスの低金利と、がん50%保障団信をはじめとする充実した団信ラインアップ(超サポ団信)が特徴の住宅ローンです。がん50%保障団信とは、住宅ローン返済期間中にがんと診断された場合に住宅ローン残高が半分になる保障で、がん保険のような保険商品です​​。従来は上乗せ金利なしで付帯できましたが、2026年7月時点でも年0.1%の上乗せ金利となっています(詳細は後述の団信ラインアップをご覧ください)。

 

PayPay銀行の住宅ローンは金利の低さ・疾病保障・口座の利用しやすさなど総合力が高い住宅ローンですが、いくつかのデメリットも存在します。例えば、超長期の固定金利は変動金利が他行比で魅力的な水準であることと比べるとやや高めの水準に設定されています。

 

変動金利タイプ(元利均等返済)に5年ルールや125%ルールが適用されません。この点は公式サイトのよくある質問にも明記されています。(5年ルールや125%ルールはまさに注目を集めていますが、一長一短あるため、必ずしもデメリットとは言えません)

 

また、金利が低い通常の住宅ローンは自営業者やオーナー企業の経営者は原則として利用できません。(個人事業主・法人経営者向けには専用の住宅ローンが用意されていますが、金利は高めの設定となっています)

 

他にも、つなぎ融資や分割融資の取り扱いには制約があり、注文住宅では利用しにくい面がある点にも注意が必要です(最新の取扱状況は公式サイトでご確認ください)​​。

 

PayPay銀行の住宅ローンは非常に魅力的な住宅ローンですが、必ずしも全ての人にとって最良の選択肢ではありません。上記のようなデメリットになるポイントを理解して、ご自身にとって魅力的な住宅ローンなのかを確認したうえで申し込むことが重要です。

 

最新の金利/キャンペーン情報はこちら

 

 

2026年7月のPayPay銀行の住宅ローン金利

 

2026年7月時点の変動金利(全期間引下型)は、新規借り入れ・借り換えとも年1.330%です。住宅ローン金利優遇の「スマホ/ネット/でんき優遇割」を適用すればさらに年0.130%引き下げとなり、ソフトバンクのスマホユーザーなら年1.200%で利用できます(「スマホ優遇割」のみの場合は年0.070%引き下げで年1.260%)。

 

資金使途 金利タイプ 2026年7月の金利
新規借り入れ 変動金利(全期間引下型) 年1.330%
借り換え 変動金利(全期間引下型) 年1.330%
新規・借り換え共通 固定金利(2年~35年) 最新金利は公式サイトの金利一覧でご確認ください

※借入期間が35年を超える契約の場合は年0.1%の金利上乗せが発生します。実際の借入金利は申込時ではなく借入日時点のものが適用されます。

 

PayPay銀行の住宅ローン金利推移・金利動向

 

2024年以降の日銀の利上げ転換を受け、PayPay銀行も段階的に基準金利を引き上げており、直近では2026年7月1日に基準金利の引き上げが実施されました。変動金利(新規借り入れ)は2024年の0.2〜0.4%台から2025年半ばに0.7%台へ、2026年6月に0.980%、そして2026年7月には1.330%へと水準を切り上げています。

 

2023年11月以降の新規借り入れの金利は自己資金10%以上の金利(年利)を表示しています。キャンペーン実施期間中はキャンペーン適用後の金利を表示しています。※2025年7月〜2026年5月分の掲載は割愛しています。

 

変動金利
(新規借り入れ)
変動金利
(借り換え)
10年固定金利
(新規借り入れ)
2026年7月 1.330% 1.330% 2.770%
2026年6月 0.980% 0.980% ―(公式サイト参照)
2025年6月 0.780% 0.780% 1.370%
2025年5月 0.780% 0.780% 1.380%
2025年4月 0.780% 0.780% 1.630%
2025年3月(CP終了後) 0.530% 0.499% 1.560%
2025年2月 0.420% 0.390% 1.365%
2025年1月 0.420% 0.390% 1.245%
2024年12月 0.420% 0.390% 1.245%
2024年11月 0.465% 0.499% 1.165%
2024年10月 0.465% 0.499% 1.115%
2024年9月 0.315% 0.349% 1.1075%
2024年8月 0.270% 0.290% 1.195%
2024年7月 0.270% 0.290% 1.165%
2024年6月 0.315% 0.349% 1.215%
2024年5月 0.315% 0.349% 1.155%
2024年4月 0.315% 0.349% 1.085%
2024年3月 0.250% 0.290% 1.145%
2024年2月 0.250% 0.290% 1.145%
2024年1月 0.250% 0.290% 1.065%
2023年12月 0.250% 0.290% 1.365%
2023年11月 0.315% 0.349% 1.345%
2023年10月 0.380% 0.349% 1.280%
2023年9月 0.380% 0.290% 1.230%
2023年8月 0.319% 0.290% 1.000%
2023年7月 0.319% 0.290% 0.950%
2023年6月 0.380% 0.349% 0.950%
2023年5月 0.380% 0.349% 1.040%
2023年4月 0.380% 0.349% 0.980%
2023年3月 0.349% 0.349% 1.210%
2023年2月 0.349% 0.330% 1.190%
2023年1月 0.349% 0.330% 1.050%
2022年12月 0.349% 0.330% 0.960%
2022年11月 0.380% 0.349% 0.990%
2022年10月 0.380% 0.349% 0.890%
2022年9月 0.380% 0.780%
2022年8月 0.380% 0.860%
2022年7月 0.380% 0.820%
2022年6月 0.380% 0.830%
2022年5月 0.380% 0.830%
2022年4月 0.380% 0.690%
2022年3月 0.380% 0.690%
2022年2月 0.380% 0.565%
2022年1月 0.380% 0.560%

(金利は年利)

団体信用生命保険(団信)&疾病保障ラインアップ

次に団信(疾病保障)のラインアップを確認しておきましょう。2026年7月時点でも、がん50%保障団信は年+0.1%、がん100%保障団信は年+0.15%の上乗せ金利となっています。上乗せ金利を加味してご自分の考え方にあった団信を選ぶことが大切です。

団信保障プラン 上乗せ金利 概要
一般団信 なし 死亡・所定の高度障害状態、医師の診断書等により保険会社に余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」になる通常の団信サービス。加入可能年齢は65歳未満。
がん50%保障団信 +0.1% 一般団信に加えて、がんと診断されたら住宅ローン残高が半分になる保障が付帯。加入可能年齢は51歳未満。
がん100%保障団信 +0.15% 一般団信+がんと診断確定されたら住宅ローン残高が0円になる。給付特約も付帯。加入可能年齢は51歳未満。
ワイド団信 +0.3% 過去の病歴や健康面の理由で一般団信に加入できない人向け。一般団信に加入できない場合に保険会社の査定によりワイド団信となる場合があります。(金利上乗せがあるが、保障内容は一般団信と同様)

※ペアローンで申し込む場合は「ペアローン連生団信」(一般+0.2%/がん50%+0.3%/がん100%+0.4%)も利用できます。

 

申込から借り入れまでの流れ

 

PayPay銀行の住宅ローン申し込みから契約までの一般的な流れは以下です。この流れは一般的な借り入れまでの流れ示したものなので、具体的な手続きの詳細や必要書類の種類や提出方法などは、ご自身の借り入れ条件などよって異なる場合があります。

 

  1. 申し込み前の準備
    • 住宅ローンに必要な情報を収集し、返済計画を立てる。
  2. オンライン申し込み
    • PayPay銀行のウェブサイトから住宅ローンの申し込みを行う。
  3. 書類の提出
    • 必要書類を集め、オンラインまたは郵送で提出する。
  4. 審査プロセス
    • 提出された書類に基づいて銀行が審査を行う。
  5. 審査結果の通知
    • 住宅ローン審査が完了したらその結果が申込者に通知される。
  6. 契約の締結
    • 審査に通過した場合、銀行と正式な住宅ローン契約を行う。
  7. 融資実行:
    • 契約締結後、銀行から融資が実行され、資金が振り込まれます。ただし、即座に不動産会社などに資金が移動されます。

 

借り入れ後の返済も便利

 

PayPay銀行の住宅ローンは、借り入れ後も便利に利用できると言われています。その理由を、以下に簡潔にしてまとめました。

 

  1. オンラインで住宅ローンの状況をいつでも把握
    • PayPay銀行の住宅ローンはオンラインでの管理が可能であり、返済状況の確認や繰り上げ返済の手続きなどがインターネットを通じていつでも簡単に行えます。
  2. 繰り上げ返済の柔軟性
    • 一部繰り上げ返済手数料は無料なので、余裕資金ができた際には返済額を増やすことで、返済期間の短縮や利息負担の軽減が可能です。
  3. 金利変更の選択肢
    • 金利タイプ(変動金利または固定金利)によっては、市場状況や個人の経済状況に応じて、金利タイプの変更を選択できる可能性があります。
  4. PayPay連携の利便性
    • PayPay銀行はその名の通り、PayPayとの連携が強みです。日常生活での決済や貯金がお得になる連携サービスが用意されています。

 

PayPay銀行の住宅ローンの注意点

 

利点が多いPayPay銀行ですが、ここでPayPay銀行の住宅ローンを利用する時に注意しておきたいポイントもいくつか紹介してたいと思います。デメリットを知っておくことも住宅ローン選びには重要となってきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 住宅ローンの歴史が浅い
    PayPay銀行が住宅ローンの取り扱いを始めたのは2019年7月で、メガバンクなどと比べると歴史は浅く、長期的な取引に関しては経験が浅いという懸念があります​​。
  2. 変動金利のリスク
    変動金利は、市場金利の動向によって金利が引き上げられる可能性があることに注意が必要です​​。実際に2024年以降は基準金利の引き上げが続いています。どの金融機関でも仕組みは一緒ですが、5年ルール・125%ルールがない分、金利上昇が返済額に反映されるタイミングが早い点は理解しておきましょう。
  3. 事務手数料が比較的高い
    借入時に必要な事務手数料は借入金額の2.20%(税込)です。この手数料水準自体は一般的ではありますが、たとえば3,000万円の借入で66万円(税込)が必要になります​​​​。初期費用を抑えて住宅ローンを借入したいと言う方は、他の金融機関を選択するのが良いでしょう。
  4. 長期固定金利の魅力不足
    長期固定金利タイプは他の選択肢と比較して魅力的でない可能性があるため、長期にわたる固定金利を希望する場合は他の住宅ローンも検討することが望ましいです​​。
  5. 厳格な審査基準
    個人事業主や自営業者、家族経営の会社の経営者は審査に通りにくいため、これらに該当する場合は他の銀行の住宅ローンを検討することをお勧めします​​​​。
  6. 審査プロセスの時間
    ネット銀行の住宅ローンは審査が完了し融資されるまでに時間がかかることがあるため、余裕を持って申し込むことが重要です​​。

 

金利上昇局面での住宅ローン選び(2026年7月時点)

 

2024年以降の利上げ局面では、PayPay銀行に限らず多くの金融機関が変動金利の引き上げを進めています。「いま最も低い金利」だけでなく、優遇条件・団信・諸費用まで含めた総合力で比較することが、これからの住宅ローン選びでは一段と重要です。

 

比較候補のひとつとしては、SBI新生銀行の住宅ローンも挙げられます。SBIハイパー預金口座開設者限定の金利優遇プログラムで変動金利年0.990%~と業界最安値水準を維持しているほか、保証料・一部繰上返済手数料・一般団信保険料が0円で、店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しています。PayPay銀行の優遇割(スマホ/ネット/でんき)と同様に、ご自身が優遇条件を満たせるかどうかで実質的な金利水準が変わるため、あわせて確認してみるとよいでしょう。

 

PayPay銀行の住宅ローン詳細はこちら

 

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