ソニー銀行は、毎月20日前後に翌月の住宅ローン金利を発表しています。本記事では、2026年6月時点のソニー銀行の住宅ローン金利と商品の特徴を、新規借り入れ・借り換えの両方の目線で整理します。「いま借りるなら何を見ればよいか」を確認していきましょう。
ソニー銀行は他行に先駆けて住宅ローンの基準金利の引き上げに動いた経緯があり、変動金利が低水準のままのPayPay銀行などとの金利差は、2026年6月時点でも開いた状態が続いています。もっとも、変動セレクト住宅ローンの金利自体は直近で据え置かれており、上昇しているのは固定金利が中心です。
2026年6月のソニー銀行の住宅ローン金利
2026年6月のソニー銀行の住宅ローン金利は、主力の変動セレクト住宅ローンが年1.347%(新規借り入れ・借り換えとも/2026年6月時点)で、前月から据え置きとなりました。一方で固定セレクト住宅ローン(10年)は年3.4%台へと上昇しており、固定金利は引き上げの流れが続いています。日銀の利上げを背景に固定金利は上がりやすい局面のため、固定を検討する場合は時点に注意が必要です。
| 商品・金利タイプ | 2026年6月の金利(年利・新規借入) | 事務手数料 |
|---|---|---|
| 変動セレクト住宅ローン(変動) | 年1.347%(借り換えも同水準) | 借入金額の2.20%(税込) |
| 固定セレクト住宅ローン(10年固定) | 年3.4%台(上昇傾向) | 借入金額の2.20%(税込) |
| 住宅ローン(変動・固定) | 商品ページの表示金利 | 一律44,000円(税込) |
金利は毎月見直されるため、申し込み前に必ずソニー銀行の公式金利ページで最新の適用金利をご確認ください。なお、フラット35と同様に、ソニー銀行の住宅ローンもお申し込み時ではなく「実際にお借り入れする日」の金利が適用されます。契約までに金利が動く可能性がある点は押さえておきましょう。
「住宅ローン」は事務手数料がわずか44,000円(税込)で、新規借入・借り換え時の初期費用を抑えられる商品設計です。もちろん保証料もかかりません。自己資金を用意できなかった人や、自己資金はあっても住宅ローンのために使いたくない人に適した選択肢の一つです。
【2026年最新】最長50年・最大3億円に拡大
ソニー銀行は2026年5月11日のお申し込み分から、住宅ローンの融資期間を最長35年から最長50年へ延長し、融資金額の上限を2億円から3億円に拡大しました(対象は「住宅ローン」「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」の3商品)。物件価格に対する融資割合に加えて、完済時の年齢や融資期間に応じて金利の上乗せパターンが新たに設定されています(融資期間が35年を超える場合は年0.2%上乗せ)。高額物件の購入や、月々の返済額を抑えたい長期返済のニーズにも対応しやすくなりました。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
今月はSBI新生銀行にも注目
固定金利が上昇するなかで、低金利と諸費用の分かりやすさで比較したいのがSBI新生銀行です。一般団信は上乗せ0円で、ガン団信や全疾病保障付団信(上乗せ0円)も選べるなど保障の選択肢が広く、店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しています。変動金利を低く抑えたい人にとって、ソニー銀行とあわせて検討に値する選択肢の一つです。
日本の住宅ローン業界を引っ張ってきたネット銀行が住宅ローンの金利を大幅に引き上げ、その後、覇権を取り戻す為に頑張っていてメガバンクの住宅ローンの金利も上昇傾向です。そんな状況で注目を集めているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。2025年10月に始まったSBIハイパー預金口座開設者限定のプログラムで変動金利タイプの金利を年0.990%~とし、業界最安値水準の低金利での提供を続けています。変動金利で1%を超えるような銀行が多い中、今、非常に注目を集めています。
- 変動金利タイプは年0.990%~(金利優遇プログラム適用時)
- 新規借り入れ・借り換えに対応。
- SBIハイパー預金は口座を作るだけでOK(SBI証券で実際に投資する必要はないのでリスクなし)
- 住宅ローンの申込時点でSBIハイパー預金の口座を持っていなくても契約までに開設すればOK
ソニー銀行の住宅ローンのメリット
- 競争力のある金利
ソニー銀行は、ネット銀行ならではの魅力的な水準で住宅ローンを提供しています。特に「変動セレクト住宅ローン」「固定セレクト住宅ローン」は、事務手数料が借入金額の2.20%(税込)かかる代わりに、金利の引き下げ幅が大きいのが特徴です。 - 諸費用の安さ
通常の「ソニー銀行の住宅ローン」は事務手数料が一律44,000円(税込)と非常に安く、保証料や団信保険料もかからないため、初期費用を抑えたい人に向いています。 - がん団信50の無料付帯
「がん団信50」は、がんと診断された場合に住宅ローン残高が半分になる保障で、返済中の大きな安心材料になります。加入時の年齢など所定の条件を満たせば無料で付帯でき、ソニー銀行の住宅ローンの大きなメリットの一つです。 - 金利発表が前月の下旬
ソニー銀行は翌月の住宅ローン金利を前月の20日ごろに発表しています。住宅ローンは申し込みから契約まで1か月以上かかる場合があるため、早めの金利発表は資金計画を立てやすいというメリットがあります。
デメリット・注意点
- 変動セレクト・固定セレクトの手数料
変動セレクト・固定セレクト住宅ローンでは、借入額の2.20%(税込)の事務手数料がかかり、これが諸費用を押し上げる要因になります。金利の低さと手数料のバランスを、総返済額ベースで比較することが大切です。 - 年収などの申込条件
ソニー銀行の住宅ローンは、申込時の年齢や年収などに一定の条件があります(給与所得者は前年度の年収が400万円以上が目安とされています)。ダブルインカムでもそれぞれに条件が及ぶ場合があるため、申し込み前に最新の条件を公式サイトでご確認ください。
口コミ・評判
一般的に、ソニー銀行の住宅ローンは低金利と手数料の安さで高い評価を受けています。がん団信50の無料付帯は、ネット銀行ではよく見かける一方、メガバンクや地方銀行にはないことも多い特長です。他方で、申込条件(年収など)の面で対象になりにくいケースがあるとの声もあります。
ソニー銀行の住宅ローンはどんな人におすすめ?
安定した収入があり、低金利と手数料の安さを重視する人、さらに「がん団信50」など疾病保障を充実させて将来の病気に備えたい人に向いています。月々の返済額を抑えたい場合は、2026年5月から対応した最長50年の返済期間も選択肢になります。
申し込み・審査の流れ
ソニー銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではのスムーズな申し込みと審査プロセスが特徴です。一方で審査基準はやや厳格とされるため、事前に申込条件を理解し、必要書類を早めに準備しておくとスムーズです。契約手続きは原則として電子契約で行われます。
ソニー銀行の住宅ローンの必要書類
ソニー銀行の住宅ローン申し込みに必要な主な書類は、以下のとおりです。
- 住宅ローン契約書:契約手続きは原則電子契約のため、書面での提出は不要です。
- 完済金額の確認できる資料:借り換えの場合に必要(入手先:金融機関)。
- 最終代金の確認できる資料:借り換え以外の場合に必要(入手先:不動産会社など)。
- 司法書士へ提出する書類:抵当権設定契約書など。面談時に持分を持つ全員の自署・捺印が必要です。
- 登記に関する委任状:お借り入れ本人や担保提供者に必要(入手先:司法書士)。
- 印鑑登録証明書:お借り入れ日より3か月以内のもの(市区町村役場で入手)。
- 住民票の写し:家族全員の記載があり、発行後1か月以内のもの(本籍・マイナンバーの記載は不要)。外国籍の方は在留資格の記載があるものが必要です。
- 登記済証(権利証・登記識別情報通知書):借り換え、増改築(リフォーム)の場合などに必要です。
これらの書類は、物件のタイプや所得の種類によって異なる場合があるため、申し込み時にソニー銀行の案内に従って準備してください。プランによって金利や手数料が異なるので、申し込む前にしっかり比較することが大切です。