千葉銀行の住宅ローン|利用エリアとちばFG発足の影響

千葉銀行の住宅ローンは、千葉県に住んでいない人でも借りられます。利用できるのは千葉・東京・神奈川・埼玉の1都3県と茨城県の全域に住む人で、2026年10月の変動金利は店頭表示金利から1.875%を割り引いた年1.500%となりました。

千葉銀行は2027年4月1日、千葉興業銀行と共同で持株会社「ちばフィナンシャルグループ」を設立する予定です。両行は傘下で別々の銀行として残り、合併の予定はないと発表しています。

東京・神奈川・埼玉の住まいも対象、利用エリアは1都3県と茨城

千葉銀行は住宅ローンの「ご利用可能エリア」を、住まいの所在地で決めています。対象は千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県で、いずれも全域が対象と案内されました。

千葉県外では、都内の23区や多摩、横浜・川崎、さいたま市などに住む人も申し込めます。勤務先が都内で、住まいを千葉以外に構える共働き世帯でも候補に入れられます。

ただし住まいの地域によって取引条件が異なる場合があるとされ、物件の所在地によっては利用できない場合もあります。県外で借りる人は、事前審査の段階で物件の所在地を伝えておくと手戻りを防げます。

同じ1都3県を地盤にする地銀でも、取扱エリアの決め方は銀行ごとに違います。神奈川で借りる場合の比較は横浜銀行の対象エリアと団信の上乗せ金利、都内の地銀はきらぼし銀行の保証料3方式で取り上げました。

2027年4月の「ちばFG」発足、借入先は千葉銀行のまま

千葉銀行と千葉興業銀行は2026年3月25日、経営統合で最終合意しました。株式移転により、2027年4月1日に両行の完全親会社となる株式会社ちばフィナンシャルグループを設ける計画です。

2025年9月の基本合意の発表では、統合後の両行について合併を行う予定はないと明記されました。両行の本店の所在地も変わりません。2026年9月30日の発表でも、この枠組みに変更はありませんでした。

これを受けて、千葉銀行の住宅ローンを借りる相手は統合後も千葉銀行です。銀行同士が合併して商号や契約先が変わる再編とは、仕組みが異なります。

今後の日程は、2026年12月23日に両行の臨時株主総会、2027年3月30日に両行株式の上場廃止、4月1日に持株会社の発足と上場という順番です。店舗やATMの相互利用を進める方針も示されています。

割引後の変動金利は年1.500%、割引は借入期間中ずっと続く

千葉銀行の住宅ローン「選べる住宅ローンベストチョイス21」は、変動金利を選んでも固定金利を選んでも、店頭表示金利からの割引が借入期間中続く設計です。2026年10月の主な金利は下の表のようになっています。

金利タイプ 店頭表示金利 割引後金利
変動金利 年3.375% 年1.500%
固定金利5年 年5.870% 年3.620%
固定金利10年 年5.810% 年3.560%
全期間固定(31〜35年) 年5.220% 年5.220%(割引なし)

千葉銀行「住宅ローン金利プラン」の2026年10月借入時の適用金利をもとに作成(2026年10月17日確認)。割引幅は審査結果により異なる場合や、割引できない場合があります。

適用されるのは申し込んだ月ではなく、借りる月の店頭表示金利からの割引金利です。金利は毎月見直され、月の途中で変わることもあると案内されています。

10年固定では店頭表示金利から2.250%を割り引き、固定期間が長い15年・20年はさらに割引幅が大きくなります。ただし10年・15年・20年の固定金利を選べるのは借入当初だけです。

変動金利の見直しは年2回、返済額は5年ごとに変わる

変動金利を選ぶと、毎年4月1日と10月1日のローン基準金利を指標に適用金利が見直されます。新しい金利が反映されるのは、6月と12月の返済日の翌日からです。

返済額は5年間変わらず、その間に金利が動いた分は元金と利息の割合で調整されます。5年後の見直しでは、新しい返済額が従来の1.25倍までに抑えられます。

この5年ルールと125%ルールで目先の返済額は急に増えませんが、利息が増えた分だけ元金の減り方が遅くなります。仕組みと注意点は住宅ローンの5年ルール・125%ルールで詳しく扱っています。

変動金利の途中でも、毎月の返済日に2年〜7年の固定金利へ切り替えられます。その際は条件変更手数料33,000円(税込)がかかります。日銀の利上げ後の金利の流れは住宅ローン金利の動向と見通しで追っています。

借入時の費用は定額5.5万円と保証料、4,000万円なら約88万円

千葉銀行の借入時の手数料は定額です。銀行の事務取扱手数料44,000円(税込)と、保証会社の事務取扱手数料11,000円(税込)を合わせて55,000円になります。

これとは別に、ちばぎん保証に保証料を払います。保証料は借入100万円あたり、返済期間35年で20,688円、40年で21,818円です。

たとえば4,000万円を35年で借りると、保証料は約82.8万円です。手数料と合わせた借入時の費用は約88.3万円となります。定率型の手数料との比べ方は住宅ローンの事務手数料の定額型・定率型にまとめました。

保証料を払わない方法も選べますが、その場合は店頭表示金利に年0.2〜0.4%が上乗せされます。手元資金を残したい人は、総額がどちらで少なくなるかを試算してから決める必要があります。

繰上返済はインターネットなら一部繰上返済が無料です。窓口では一部・全額とも33,000円(税込)かかり、繰り上げた分の保証料は残高と残りの期間に応じて戻ります。

完済80歳未満・最長40年、団信の保険料は銀行が負担

新築・新規購入コースを使えるのは、借入時の年齢が満18歳以上満70歳未満で、安定した収入があり、ちばぎん保証の保証を受けられる人です。完済時の年齢は満80歳未満とされています。

借入期間は1年以上40年以内、借入額は3億円以内です。家具・家電や引越費用、登記費用など住宅取得に伴う諸費用も、借入の対象に含められます。

一般の団体信用生命保険(団信)の保険料は千葉銀行が負担します。団信はがん団信や11疾病団信、全傷病団信、ワイド団信など8種類から選べます。がん団信は借入時に満51歳未満であることが条件です。

出産・育児休業や介護休業の間は、最長2年まで元金の返済を据え置けます。事前審査はWebで申し込め、回答は最速30分と案内されています。

ドコモSMTBネット銀行と比べる、諸費用はほぼ同じで金利と保障に差

千葉で比べる相手として、ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の対面相談コースがあります。銀行代理業者のSBIマネープラザが窓口で、千葉県内では船橋の店舗で相談できます。

同行のWEB申込コースは2026年10月30日17時で仮審査の受付を終了します。それ以降に同行で借りる人は、対面相談コースから申し込む形になります。

項目 千葉銀行 ドコモSMTBネット銀行(対面相談コース)
変動金利(2026年10月) 年1.500%(割引後) 年1.600%〜(通期引下げプラン・物件価格の80%以内)
10年固定(2026年10月) 年3.560%(割引後) 年3.379%(当初引下げプラン)
4,000万円・35年の借入時費用 手数料55,000円+保証料約82.8万円=約88.3万円 事務取扱手数料 借入額の2.2%=88万円
上乗せなしで付く保障 一般団信 一般団信と全疾病保障、借入時50歳以下は3大疾病保障特約(50%)
年齢の条件 借入時18歳以上70歳未満、完済80歳未満 借入時18〜65歳、完済80歳未満
一部繰上返済 インターネットは無料、窓口は33,000円 1円から何度でも無料

ドコモSMTBネット銀行は、審査結果により年0.1〜0.55%、物件価格の80%超で年0.100%、借入期間35年超〜40年で年0.070%が上乗せされます(SBIマネープラザの商品ページ・2026年10月17日確認)。

4,000万円・35年で比べると、借入時の費用は両行でほぼ同じ水準になりました。総額の差を生むのは、選ぶ金利タイプと付けたい保障です。

変動金利の表示は千葉銀行が年0.100%低く、10年固定はドコモSMTBネット銀行が年0.181%低い結果です。どちらの金利タイプで借りるかによって、有利な銀行が入れ替わります。

ドコモSMTBネット銀行の強みは、全疾病保障が上乗せなしで付き、50歳以下なら3大疾病で残高の半分が保障される点です。千葉銀行で病気への保障を厚くするには、一般団信とは別の団信を選ぶ必要があります。

注意したいのは、ドコモSMTBネット銀行は審査結果で最大年0.55%が上乗せされる点です。千葉銀行も審査で割引幅が変わる場合があり、両行とも仮審査で自分の金利が出るまで総額の優劣は決まりません。同行の商品の全体像はドコモSMTBネット銀行の住宅ローンの金利・団信・審査で扱っています。

SBIマネープラザでは、SBI新生銀行の住宅ローンも相談できます。

千葉銀行の事前審査で割引後の金利が出たら、同じ借入額でドコモSMTBネット銀行の変動と10年固定も並べると、どちらの金利タイプでどちらが有利かが分かります。SBIマネープラザの船橋の店舗では、対面相談コースの仮審査を担当者と進められます。

千葉銀行で借りるか、比べてから決めるか

千葉銀行の住宅ローンは、住まいの場所と選ぶ金利タイプで評価が変わります。

  • 1都3県か茨城に住み、変動金利で一般団信を選ぶなら、割引後の金利は年1.500%
  • 70歳未満まで申し込めるため、50代後半から借りる人の選択肢になる
  • 10年固定や病気への保障を重く見るなら、ネット銀行の対面相談コースと総額で比べる価値がある
  • ちばFGの発足後も借入先は千葉銀行で、統合を理由に借入を急ぐ必要はない

金利タイプを決める参考として、住宅金融支援機構は借りた人が選んだ金利タイプや今後の金利見通しを住宅ローン利用者の実態調査で公表しています。

千葉銀行の見積りを手に、船橋でドコモSMTBネット銀行の金利も出しておく

千葉銀行は1都3県と茨城の全域で借りられるため、比べる相手も同じ通勤圏で探せます。ドコモSMTBネット銀行の対面相談コースなら、千葉県内の店舗で仮審査まで進められます。

  1. 来店予約:千葉はSBI住宅ローン船橋(ドコモSMTBネット銀行)
  2. 持参するもの:前年分の源泉徴収票など収入が分かる書類と、購入予定の物件資料
  3. 仮審査と比較:自分に提示される金利と保障の内容を確かめ、千葉銀行の見積りと保証料込みの総額で並べる

船橋の店舗で来店予約をする

※PR SBIマネープラザは、SBI新生銀行・ドコモSMTBネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。リンク先はSBIマネープラザのドコモSMTBネット銀行 住宅ローンのページです。

金利・キャンペーンは月ごとに動くため、最新の状況は各金融機関の発表でご確認ください。

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