イオン銀行の住宅ローンの団体信用生命保険(団信)の特徴は?徹底解説!

イオン銀行は、イオンモールやダイエー、ミニストップなどを展開するイオングループの一員であり、2007年に設立された比較的新しい銀行です。  

 

銀行としての歴史はまだまだ浅いですが、日本各地のイオン内の店舗で投資信託やNISA等の資産運用の相談から、各種ローンや保険など、我々の生活の近いところでサポートしてくれる身近な銀行です。  イオンユーザーなら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

この記事ではイオン銀行の住宅ローンを契約する際に加入する団信の種類や特徴について解説していきます。  

 

 

 

団体信用生命保険とは

 

団体信用生命保険(以下、団信)は、住宅ローンを組む際に契約者に何かあった場合に備えて加入する生命保険です。

 

一般的な団信は「一般団信」と呼ばれ、契約者が死亡または重度の障害を負った場合、あるいは保険会社が定める特定の状態になった場合に、住宅ローンの残高が一括で清算(完済)される仕組みです。

 

つまり、団信に加入していると、契約者が万が一の場合でも、保険金によって住宅ローンが完済されるため、遺された家族やパートナーがローンの負担を心配せず、マイホームでの生活を続けることが可能です。

 

また、団信は金融機関にとっても、融資が回収できないリスクを軽減するため、フラット35を除く多くの住宅ローンで団信加入が必須となっています。

 

なお、団信への加入は住宅ローンの契約時に限られており、ローンを組んだ後で保障内容を変更することや、不要だと感じて解約することはできません。そのため、契約時には自分に合った保障内容を十分に確認することが大切です。

 

イオン銀行の団信の種類

 

イオン銀行では以下5種類の団信が用意されています。

 

団信 加入可能年齢 上乗せ金利
一般団信 満71歳未満 なし
全疾病保障団信住宅ローン 満50歳未満 なし
がん保障付団信 満50歳未満 +年0.1%
8疾病保障プラス付住宅ローン 満50歳未満 +年0.3%
ワイド団信付住宅ローン 満50歳未満 +年0.3%

 

それでは、それぞれの保障内容を見ていきましょう。  

 

 

一般団信

 

基本的な死亡保障と高度障害に対応した団信です。  

 

住宅ローン実行時の年齢が満50歳以上の方は、この一般団信のみに加入することができます。  

 

全疾病団信住宅ローン

 

上記一般団信の保障に加えて、毎月のローン返済日において、所定の就業不能状態が15日を超えて継続したときに毎月のローン返済額が保障される団信で、満50歳未満の方が加入できます。保障は何回でも受けることができます。

 

また、所定の就業不能状態が1年超えて継続した時には、住宅ローンの残高が0円になります。

 

就業不能状態が1年超というのはかなりレアケースかと思われますが、無料で付加できる保障なので住宅ローン契約者にとっとはとてもありがたい保障となっています。  

 

がん保障付住宅ローン

 

入院の有無などは問わず所定のがんと診断された場合、住宅ローンの残高が0円となる保障で、加入に際しては金利に+0.1%の上乗せで加入できます。

 

さらに、上皮内がん・皮膚がんと診断された場合は一時金30万円の支払いを受けれたり、がんの先進医療の療養を受けた時は、通算最大1,000万円まで先進医療の技術料と同額が支払われます。 こちらの保障も満50歳未満の方が加入できます。  

 

8疾病保障付団信

 

ガン・脳卒中・急性心筋梗塞の3大疾病に加え、5つの重度慢性疾患に対する保障や非自発的に失業(勤務先の倒産、会社事由による解雇など)した場合に対して保障される団信で、こちらも50歳未満の方であれば加入することができますが、加入に際してのコストとしては+0.3%の上乗せ金利が必要になります。  

 

ワイド団信付住宅ローン

 

健康が理由で通常の団体信用生命保険に加入できない人のために、加入条件を緩和した団信です。健康上の理由から一般団信に加入できない方でも住宅ローンを利用できるように作られた保障です。

 

こちらも50歳未満の方に限り加入することができます。   また、加入する場合、住宅ローン金利に年0.3%の上乗せ金利が発生します。    

団信が充実していることは、イオン銀行の住宅ローンを利用する際に押さえておくべき大きなメリットです。

 

特に、「全疾病団信」などの手厚い保障が上乗せ金利なしで付帯される点は、イオン銀行の住宅ローンを選ぶ際の大きな魅力といえるでしょう。

 

イオン銀行団信 詳細はこちら

 

おすすめの団信

 

イオン銀行の団信は商品によってシンプルにも手厚くもできる保障の幅が良い商品となっていることはご理解いただけたかと思います。

 

基本的にはどの保障を選択しても業界最低水準のコストとなっているので、ご自身の必要だと思う保障を選択していただくことが何よりも大切かと思いますが、もし多少のコストを負担することができるという人であればがん保障付団信の加入を検討されると良いでしょう。

 

所定のがんと診断された時に、残債が0円になる基本の保障に加えて、上皮内がんの場合でも30万円の給付や、先進医療の保障が1000万円まで付帯されるという手厚い保障が、業界最低水準の0.1%の金利上乗せで利用できるのは、非常にコストパフォーマンスの高い団信といえます。

 

今や2人に1人はがんに罹患する時代と言われているので、がんに対する保障は手厚くしておきたいですね。  

 

イオン銀行 申込はこちら

 

まとめ

 

イオン銀行の住宅ローンの団信は、がんに対する保障が充実し、保障のコスパが高い点が特徴的です。住宅ローンの月々の返済額や自身のライフスタイルを考慮して、自分に最適な保障プランを選びましょう。

 

また、既に生命保険や医療保険に加入している方は、団信申込前に既存の保険との重複部分を確認することが大切です。無駄な保障は不要ですし、団信は住宅ローン借入後に保障内容の変更ができませんので、事前にしっかりと確認しましょう。

 

高いコストパフォーマンスで充実した保障内容をもとめる方は、イオン銀行の住宅ローンの団信を是非検討してみてください。

 

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