住信SBIネット銀行のスゴ団信の年齢制限は?健康診断の有無などについて解説!

疾病保障の内容が充実しているにも関わらず無料で利用できることで人気を集めているのが住信SBIネット銀行の住宅ローンに付帯する「スゴ団信」という疾病保障サービスです。(※無料で利用するには一定の条件を満たす必要があります)

 

この記事では、スゴ団信の内容と、スゴ団信に加入する前に注意しておきたいポイントについて解説しています。スゴ団信には複雑な利用条件があるわけではありませんが、お得に利用するにはいくつかの条件を満たしている必要があります。特に年齢制限に注意が必要で、50歳未満と50歳以上で経済条件や補償内容が大きく違います。それらのスゴ団信の利用条件については、こちらのページから最初に確認しておくようにしてください。

 

なお、スゴ団信を利用する時に、借入金額や告知内容に次第で、健康診断結果の提出が求められるケースもあります。

 

それではスゴ団信を利用する際に必要になる注意点などのポイントについて確認していきましょう。

はじめに

2021年10月から住信SBIネット銀行で取り扱いが始まっている「スゴ団信」は、サービス提供開始された当時から手厚い保障内容と高いコストパフォーマンスで人気を集めています。

 

ただし、このスゴ団信は、住宅ローン借入時の年齢によって保障内容や上乗せ金利が違ってくるなど、注意点もあります。特に借入時の年齢という観点でしっかりと商品内容を確認しておくことは欠かせません。

 

なお、スゴ団信の保障内容や特徴などについては、以下の記事でも解説していますので参考としてください。

https://housingloan-navi.com/news/kaisetsu/%e4%bd%8f%e4%bf%a1sbi%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e9%8a%80%e8%a1%8c%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%82%b4%e5%9b%a3%e4%bf%a1%e3%81%ae%e8%a9%95%e5%88%a4%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%88/
 

住信SBIネット銀行の住宅ローン(WEB申込コース)の金利

 

今月の住宅ローン金利を確認していきましょう。この金利は無料で利用できるスゴ団信が付いた場合の金利です。

 

資金使途 金利タイプ 2024年12月の金利
新規借り入れ 変動金利 年0.448%(通期引き下げプラン)
  当初10年固定金利 年1.303%(通期引き下げプラン)
  35年固定金利 年1.783%(当初引下げプラン)
借り換え 変動金利 年0.448%(通期引き下げプラン)
  当初10年固定金利 年1.335%(通期引き下げプラン)
  35年固定金利 年1.815%(当初引下げプラン)

 

※実際の適用金利は申込時ではなく、借入日の金利が適用されます。
※団体信用生命保険のプランによっては住宅ローン金利に年0.2%~0.4%が上乗せとなります。
※新規借入は物件価格の80%以下で住宅ローンを借り入れの場合。借入総額が、物件価格の80%超~100%以下で借り入れの場合、表示金利に年0.032%、物件価格の100%超でお借入れの場合は表示金利に年0.036%上乗せとなります。
※借入期間を35年超~40年以内で借り入れする場合、住宅ローン金利に年0.07%、40年超で借り入れする場合、住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。

 

 

最新金利・その他の金利タイプの確認はこちら

スゴ団信の年齢制限はあるの?

スゴ団信は、借入時の年齢に応じて、保障内容や上乗せ金利幅が違ってきます。

 

単刀直入に言えば、借入時の年齢が50歳未満か、50歳以上かによって大きく商品性が異なりますのでしっかりと確認した上で申し込みするようにしましょう。

借入時の年齢が50歳未満の方

 

借入時の年齢が50歳未満の方は「3大疾病50プラン」か「3大疾病100プラン」のどちらかを選択することになります。

 

上乗せ金利として+0.2%を支払えば「3大疾病100プラン」を選択できますので、お子様がいるご家庭や、一般の生命保険や医療保険などに加入されていない方で保障は手厚くしておきたいと考える方は加入を検討されることをおすすめします。

 

一方で、自分に保障が必要かわからないという方や、どちらを選択すれば良いか判断がつかないという方は、無料で付帯できる「3大疾病50プラン」がおすすめです。

 

3000万円の住宅ローンを借入する場合、+0.2%の上乗せというと、毎月約2,600円程度の負担感となります。1億円の借入の場合は8,600円程度となり、印象もだいぶ変わると思いますので、ご自身の借入内容に応じて検討するようにしましょう。

 

スゴ団信の年齢制限などについて詳しくはこちら

借入時の年齢が50歳以上の方

 

借入時の年齢が50歳以上の方は「基本プラン」「3大疾病50プラン」「3大疾病100プラン」の中からどれかを選択することになります。

 

50歳を超えると、「3大疾病50プラン」「3大疾病100プラン」において金利が高くなる点に注意が必要です。50歳を超えるか超えないかでコストパフォーマンスが雲泥の差になるので、50歳前後になりそうな人は注意が必要です。

 

50歳未満であれば「3大疾病50プラン」の保障は無料ですが、50歳を超えると同じ保障を得るためには追加で金利0.25%がかかります。さらに、「3大疾病100プラン」は50歳未満であれば追加金利0.2%ですが、50歳を超えると追加金利が0.4%となり、実質的に倍の金利負担が生じます。

 

年齢とともに健康リスクが高まるために保険料が上がるのはやむを得ない面もありますが、50歳以上で特に高い保障を求めない場合は、コストを抑えた「基本プラン」を選択することをおすすめします。

 

より充実した保障を望む方は、他の金融機関の団体信用生命保険と比較してみると良いでしょう。

スゴ団信の年齢制限などについて詳しくはこちら

スゴ団信加入にあたっての健康診断の有無

借入金額に関わらず団信加入にあたっては仮審査完了後、保険会社の専用WEBサイトにて告知を行う必要があります。

 

告知に加えて、住宅ローン借入金額によって診断書を提出する必要があります。

 

1億円以下の借入

診断書は不要で、WEBでの告知だけで充分です。

1億円超の借入(3大疾病保障特約(100%)を選択する場合は5,000万円超)

この場合、SBI生命所定の診断書が必要となります。

 

SBI生命専用の診断書を使用する必要があるため、SBI生命のウェブサイトから「診断書(SBI生命保険株式会社)」をダウンロードして利用してください。

 

診断書作成にあたっての注意点

・ご自身で診断書を作成してくれる病院を探す必要があります。診断書作成にあたっては日数を要する場合もありますので、スケジュールには余裕を持って依頼するようにしましょう。

・受診日から告知日までの期間が14ヶ月以内の健康診断結果通知書または、人間ドック成績報告書での代用が可能です。ただし、検査項目が不足している場合などはSBI生命所定の診断書の提出が必要になります。

・診断書の作成料は、申込者負担となります。大体5,000円前後の費用が一般的です。

診断書のイメージ

診断書には血圧、尿検査、HbA1cまたは血糖値、肝臓機能についての項目があります。

 

まとめ

スゴ団信の年齢による保障内容と、健康診断書が必要になるケースなどを解説しました。

 

団体信用生命保険では、保険会社が支払う保険金額がローンの残高に応じるため、高額住宅ローンの借り入れ直後などは支払い金額が高額になるケースがあります。

 

保険会社は健康に関する告知内容と医師の健康診断書を基に平等な加入審査を行っています。もし告知書の記入方法や健康診断書の提出について疑問や心配がある場合は、告知書に記載されている保険会社のカスタマーサービスに連絡して確認すると良いでしょう。カスタマーサービスの担当者から詳しい説明を受けることができるので、不明点を解消して手続きを進めることができます。

 

スゴ団信の年齢制限などについて詳しくはこちら

スゴ団信の保障内容や特徴などについては、以下の記事でも解説していますので参考になさってください。

 

https://housingloan-navi.com/news/kaisetsu/%e4%bd%8f%e4%bf%a1sbi%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e9%8a%80%e8%a1%8c%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%82%b4%e5%9b%a3%e4%bf%a1%e3%81%ae%e8%a9%95%e5%88%a4%e3%81%af%ef%bc%9f%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%88/

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