このページではイオン銀行の住宅ローンについて解説しています。今回は、さまざまな金融機関がキャンペーンを行うときなどに利用する「キャンペーンコード」という仕組みについて、イオン銀行の最新状況(2026年8月時点)とあわせて紹介します。
結論から言うと、2026年8月時点でイオン銀行の住宅ローンに「キャンペーンコード」は確認できません。ただし、コードを使わなくても適用条件しだいで金利が変わる仕組みは公式に用意されています。住宅ローンを少しでもお得に利用したいと考えているみなさまの参考になれば幸いです。
住宅ローンのキャンペーンコードについて
2026年8月時点で住宅ローンナビ!の編集部が確認した限りでは、イオン銀行が住宅ローンの「キャンペーンコード」を配布している事実は確認できませんでした。
また、公式サイトのキャンペーンページにも、特定のキャンペーンコードを持っている人だけが利用できるキャンペーンや、コードの入力が必要なキャンペーンは見当たりませんでした。そもそもイオン銀行の住宅ローンは、コードの有無ではなく「申込内容と審査で決まる金利差引幅」で適用金利が決まる仕組みです。この点を先に押さえておくと、探す手間を減らせます。
最新の住宅ローンのキャンペーンは?(2026年8月時点)
2026年8月時点でも、コード入力が必要な住宅ローンキャンペーンは確認できませんでした(住宅ローンナビ!編集部が公式のキャンペーンページを確認)。なお、イオン銀行では時期によって住宅ローン契約者向けの特典や借り換え関連の取り組みが実施されることがあるため、最新の内容は必ず公式のキャンペーンページでご確認ください。
しかし、イオン銀行の住宅ローンは、キャンペーンがなくても十分に魅力的な金利水準とサービスといえます。具体的には、物件価格の80%以内で新規借入する場合の変動金利は年1.040%〜(2026年8月1日現在・8月お借入れ分/ローン取扱手数料 定率型・最大差引幅適用時の参考金利)。日銀の利上げを背景に多くの銀行が金利を引き上げるなか、イオン銀行はこの変動金利を2026年7月に前月の年1.130%から年1.040%へ引き下げ、8月も同じ年1.040%で据え置いています(最新の適用金利は時点で変わるため、必ず公式でご確認ください)。
いっぽうで固定金利は上昇しています。当社編集部が各行の公式金利ページを実際に開いて確認したところ、イオン銀行の当初固定10年は2026年7月の年3.430%から8月は年3.520%へ引き上げとなっていました(当社調べ・2026年8月4日確認)。変動は据え置き・固定は上昇という2026年8月の全体の流れと同じ動きです。
さらにイオン銀行の住宅ローンは、金利水準だけでなく、保障内容の充実度も大きな魅力です。特にお借入れ時に満50歳未満の方は、上乗せ金利0%で「全疾病団信」を選べます(保険料はイオン銀行が負担)。これは、病気やケガによる所定の就業不能状態が1年を超えて継続した場合などに住宅ローン残高が0円になる保障で、長期の返済期間中に万が一のことがあっても家計への負担を軽減できます(保障の詳細・適用条件は商品概要説明書でご確認ください)。
このように、イオン銀行の住宅ローンは「金利+疾病保障」という強みを持っており、単に金利の安さだけでなく、借入後の生活やリスク管理まで視野に入れた住宅ローンとなっています。
コードを探すより効く「条件で決まる優遇」を確認しよう
キャンペーンコードが見当たらない一方で、イオン銀行には申込内容や物件の条件によって金利・費用が変わる仕組みが公式に用意されています。コードを探すよりも、こちらを確認したほうが実際の負担に効いてきます。
1. ローン取扱手数料は「定率型」か「定額型」かで利率が変わる
イオン銀行のローン取扱手数料は2種類から選べます。定率型は借入金額の2.20%(税込・最低220,000円〈税込〉)、定額型は110,000円(税込)です。そして定額型を選ぶと、定率型に比べてお借入れ利率が年0.200%高くなります(イオン銀行 商品概要説明書)。
初期費用を抑えたいなら定額型、借入額が大きく期間も長いなら定率型のほうが総額(利息+諸費用)で有利になりやすい、という関係です。広告や比較サイトに載っている金利は定率型を前提にしていることが多い点にも注意しましょう。なお保証料は0円、一部繰上返済手数料も無料です(全額繰上返済手数料は55,000円〈税込〉、別途 印紙税・登記費用等が必要)。
2. 環境配慮型住宅なら金利優遇の対象になる場合がある
イオン銀行には、ZEH住宅・GX志向型住宅・長期優良住宅といった環境配慮型住宅を新たに購入・建築する場合の「環境配慮型住宅に対する住宅ローン金利優遇」があります(新規お借入れが対象。つなぎローン・フラット35・セカンドハウスローン・イオンプラスは対象外)。
これはコードではなく物件の性能で決まる優遇なので、これから建てる・買う住宅が該当しそうな方は、対象条件と引き下げ幅を公式サイトまたは店舗で確認しておくとよいでしょう。適用には条件があるため、金額を含む最新の内容はイオン銀行の公式ページでご確認ください。
3. 借入期間が35年を超えると金利が上乗せされる
イオン銀行の住宅ローンは借入期間が最長50年ですが、35年超〜50年以内で借りる場合は、利用する金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。返済期間を延ばして毎月の負担を軽くするか、35年以内に収めて上乗せを避けるかは、総返済額を試算したうえで判断しましょう。
住宅ローンの利用でイオンセレクトクラブへ加入できる
イオンセレクトクラブは、イオン銀行で対象ローンを契約した人だけが利用できる、特別な優待プログラムです。加入するには、住宅ローンの申し込み時に「イオンカードセレクト(セレクトクラブカード)」を発行する必要があります。住宅ローンの契約とカード発行をセットで行うことで、日々の暮らしに役立つ多彩な特典を受けられます(対象ローンはイオン銀行住宅ローン〈フラット35含む〉・セカンドハウスローン・投資用マンションローン・アパートローン。返済用口座をイオン銀行に指定していることなどの条件があります)。
このイオンセレクトクラブの最大の魅力は、イオングループ各店舗での買い物が、住宅ローンの返済期間中ずっと「毎日5%割引」になる点です(セレクトクラブカードのクレジット払いが対象。※適用条件あり・一部対象外の店舗や商品があります)。たとえば、月に75,000円分の買い物をした場合、5%の割引で月々3,750円、年間では45,000円の節約につながります。これを35年間の返済期間にわたって利用すれば、累計1,575,000円の割引額となり、一見小さな割引でも長期的には大きな家計支援となります(あくまで一定の利用額を前提とした試算です)。
このように、日々の食料品や日用品の購入で無理なくコスト削減ができるのは、子育て世代や共働き家庭にとって非常にありがたいポイントです。住宅ローンの返済は長期にわたるため、固定費の見直しが家計の安定に直結します。イオンセレクトクラブの5%オフは、ローン返済と日常支出の両方に効く“ダブルでお得”な制度といえるでしょう。
さらに、イオン銀行の口座は住宅ローンの返済用口座としてだけでなく、日々の生活資金の管理にも活用できます。イオン銀行はイオンモール内などに店舗があるため、ショッピングついでにATMや窓口を利用できる便利さも魅力です。ネット銀行の利便性に加え、実店舗のサポートが受けられる点も、イオン銀行を住宅ローンの借入先として選ぶ理由の一つになるでしょう。
イオンセレクトクラブは、住宅ローンという大きな支出に対して、日常の支出を賢くカバーする強い味方です。住宅ローン選びにおいて「金利」や「手数料」だけでなく、こうした付加価値のある特典も比較ポイントに含めることで、借り入れ後に後悔しない満足度の高い住宅ローン選びにつながります。
借りたあとの金利はいつ変わる?(2026年8月時点の確認ポイント)
キャンペーンよりも長い目で家計に効いてくるのが、借りたあとの金利がいつ・どう見直されるかです。2026年は日銀が6月に政策金利を年1.0%程度へ引き上げ(7月末の会合では据え置き)、三菱UFJ銀行が「2026年9月1日から住宅ローンの変動金利の基準金利を見直す」と公式に告知するなど、変動金利をめぐる動きが出てきました。見直しのルールは銀行ごとに異なるため、イオン銀行の場合を整理しておきましょう。
| 確認する項目 | イオン銀行の場合 | ひとこと |
|---|---|---|
| 借入後の利率の見直し | 5月1日・11月1日を基準日として年2回見直し | 基準日の基準金利と前回基準日との差で決まる |
| 新しい利率の適用 | 6月・12月の約定返済日の翌日から | 実際の返済額に効いてくるのは7月・1月の返済分から |
| 返済額の再計算 | 11月1日を5回経過するごとに再計算 | いわゆる「5年ルール」にあたる仕組み |
| 返済額の上限 | 前回返済額の1.25倍が上限 | いわゆる「125%ルール」。超えた分は元金と利息の割合で調整 |
| 新規のお借入利率 | 原則毎月決定(月中に変更する場合あり) | 適用されるのは申込時点ではなく借入時点の利率 |
ここで見落としやすいのが、返済額が5年間据え置かれても、利息の負担そのものが消えるわけではないという点です。返済額に占める元金と利息の割合が変わるだけなので、金利が上がった局面では元金の減りが遅くなります。「返済額が変わらない=影響がない」ではないと理解したうえで、繰上返済や家計の見直しを検討しておくと安心です。
イオン銀行の住宅ローンに関するよくある質問(FAQ)
Q. イオン銀行の住宅ローンにキャンペーンコードはありますか?
A. 2026年8月時点では、コード入力が必要なキャンペーンは確認できませんでした。実施状況は時期により変わるため、申し込み前に公式のキャンペーンページで最新情報をご確認ください。
Q. イオン銀行の変動金利はいくらですか?
A. 物件価格の80%以内で新規借入する場合、変動金利は年1.040%〜です(2026年8月1日現在・8月お借入れ分/ローン取扱手数料 定率型・最大差引幅適用時の参考金利)。お借換えの変動金利は年1.130%〜です。実際の利率は借入時点の店頭表示利率から審査で決まる金利差引幅を引いた値になるため、最新は公式でご確認ください。
Q. 借りたあと、金利はいつ見直されますか?
A. 5月1日・11月1日を基準日として年2回見直され、見直し後の利率は6月・12月の約定返済日の翌日から適用されます(=7月・1月の返済分から反映)。返済額の再計算は11月1日を5回経過するごとで、前回返済額の1.25倍が上限です。
Q. 団信(団体信用生命保険)はどうなっていますか?
A. お借入れ時に満50歳未満の方は、上乗せ金利0%で全疾病団信を選べます(保険料はイオン銀行が負担)。病気やケガによる所定の就業不能状態が1年を超えて継続した場合などに住宅ローン残高が0円になる保障です。ほかにがん保障付団信・8疾病保障団信・一般団信・ワイド団信があり、プランによっては金利が上乗せになります。詳細は商品概要説明書をご確認ください。
Q. 手数料は「定率型」と「定額型」のどちらを選ぶべきですか?
A. 定率型は借入金額の2.20%(税込・最低220,000円〈税込〉)、定額型は110,000円(税込)で、定額型を選ぶと利率が年0.200%高くなります。借入額が大きく期間が長いほど定率型が総額で有利になりやすく、初期費用を抑えたい場合は定額型が選択肢になります。ご自身の借入額・期間で試算して比べてください。
Q. 借入期間を35年より長くできますか?
A. イオン銀行の住宅ローンの借入期間は1年以上50年以内です。ただし35年超〜50年以内で借りる場合は、利用する金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。毎月の返済額と総返済額の両方を見て判断しましょう。
※本記事の金利・手数料・保障内容は2026年8月時点で確認した内容です。条件は随時変更されるため、最新の取り扱い状況は必ずイオン銀行の公式サイトでご確認ください。