この記事ではドコモの銀行の最新の住宅ローン金利と過去の金利推移・金利動向を紹介しています。
2026年2月のドコモの銀行の住宅ローン金利
ドコモの銀行は、かつて三井住友信託銀行の住宅ローンを「ネット専用住宅ローン」という名称で取り扱っていましたが、2023年4月に方針を転換し、現在はドコモの銀行が独自に提供する住宅ローンへと主力商品を切り替えています。
【2026年8月の注目ニュース】ドコモの銀行は、2026年8月3日(月)に商号を「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ変更しました(NTTドコモ・三井住友信託銀行との共同経営体制への移行にともなうもの)。あわせて同日、個人向けの銀行サービスブランドを「ドコモの銀行」へ刷新しました。金融機関コード・支店番号・口座番号は変更されず、契約中の住宅ローンもそのまま継続されます(他行から振り込む際の銀行名は8月3日以降「ドコモSMTBネット銀行」を指定します)。
もう一つの大きな動きが金利の引き上げです。日本銀行が2026年6月に政策金利を年1.0%程度へ引き上げた影響を、同行は2026年8月実行分から変動金利に反映し、WEB申込コースの変動金利(通期引下げプラン)を年0.950%→年1.200%へ、年0.250%引き上げました(当編集部が公式金利ページを2026年8月4日に確認)。多くの銀行が変動金利への反映を10月ごろと見込むなか、ネット銀行はひと足早く動いているのが2026年夏の構図です。
現時点での主力商品は、「WEB申込コース」と「対面相談コース」の2種類で、いずれもドコモの銀行自身が貸主となる住宅ローンです。オンライン完結で手続きを進めたい方から、対面で相談しながら進めたい方まで、利用者のニーズに応じた選択ができる体制が整えられています。
また、独自の団体信用生命保険である「スゴ団信」を提供している点も特徴です。死亡・高度障害に加え、病気やけがによる就業不能などにも備えられる保障内容となっており、将来のリスクを重視する方から支持を集めています。金利だけで競う時代から、団信など保障面での差別化へ——同行トップも報道インタビューでその方向性に言及しており、今後は「金利+保障」で比べる視点がいっそう重要になります。
WEB申込コースの金利(2026年2月)
今月の住宅ローン金利を確認していきましょう。2026年は固定金利を中心に金利の上昇傾向が続いており、8月からは変動金利も引き上げられました。実際の適用金利は申込時ではなくお借入日(お借入実行日)の金利となるため、借入予定の方は毎月の金利を必ず確認しておきましょう。
| 資金使途 | 金利タイプ | 2026年2月の金利 |
| 新規借り入れ | 変動金利 | 年0.698%(通期引き下げプラン) |
| 当初10年固定金利 | 年1.479%(通期引き下げプラン) | |
| 35年固定金利 | 年2.029%(当初引下げプラン) | |
| 借り換え | 変動金利 | 年0.698%(通期引き下げプラン) |
| 当初10年固定金利 | 年1.479%(通期引き下げプラン) | |
| 35年固定金利 | 年2.029%(当初引下げプラン) |
※実際の適用金利は申込時ではなく、借入日の金利が適用されます。
※団体信用生命保険のプランによっては住宅ローン金利に年0.2%~0.4%が上乗せとなります。
※新規借入は物件価格の80%以下で住宅ローンを借り入れの場合。借入総額が、物件価格の80%超~100%以下で借り入れの場合、表示金利に年0.032%、物件価格の100%超でお借入れの場合は表示金利に年0.036%上乗せとなります。
※借入期間を35年超~40年以内で借り入れする場合、住宅ローン金利に年0.07%、40年超で借り入れする場合、住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。
なお、上の表の金利には次の上乗せが加わる場合があります。団体信用生命保険のプランによっては年0.200%〜年0.400%、借入期間が40年超50年以内の場合は年0.150%、審査結果によっては年0.100%〜年0.300%が上乗せされます(公式の金利ページの注記より)。表面の金利だけでなく、この上乗せまで含めた「自分に適用される金利」で比較しましょう。
住宅ローンの金利推移・金利動向
以下に、WEB申込コースを主力商品となった2023年4月以降はWEB申込コースの金利を掲載しています。
| 変動金利(通期引き下げプラン) | 10年固定金利(当初引き下げプラン) | |
| 2023年4月 | 年0.320% | 年0.990% |
| 2023年5月 | 年0.320% | 年0.970% |
| 2023年6月 | 年0.320%(借り換え:0.299%) | 年0.970% |
| 2023年7月 | 年0.320%(借り換え:0.299%) | 年0.910% |
| 2023年8月 | 年0.320%(借り換え:0.299%) | 年0.990% |
| 2023年9月 | 年0.320%(借り換え:0.299%) | 年1.180% |
| 2023年10月 | 年0.320%(借り換え:0.299%) | 年1.280% |
| 2023年11月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.458% |
| 2023年12月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.338% |
| 2024年1月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年0.918%(借り換えは年0.940%) |
| 2024年2月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年0.968%(借り換えは年0.990%) |
| 2024年3月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年0.948%(借り換えは年0.970%) |
| 2024年4月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.198%(借り換えは年1.225%) |
| 2024年5月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.323%(借り換えは年1.355%) |
| 2024年6月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.413%(借り換えは年1.445%) |
| 2024年7月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.333%(借り換えは年1.365%) |
| 2024年8月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.323%(借り換えは年1.355%) |
| 2024年9月 | 年0.298%(借り換えは0.320%) | 年1.233%(借り換えは年1.265%) |
| 2024年10月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.203%(借り換えは年1.235%) |
| 2024年11月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.303%(借り換えは年1.335%) |
| 2024年12月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.413%(借り換えは年1.445%) |
| 2025年1月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.383%(借り換えは年1.415%) |
| 2025年2月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.383%(借り換えは年1.415%) |
| 2025年3月 | 年0.448%(借り換えは0.448%) | 年1.913%(借り換えは年1.415%) |
| 2025年4月 | 年0.698%(借り換えは年0.698%) | 年2.149% |
| 2025年5月 | 年0.698% | 年1.839% |
| 2025年6月 | 年0.698% | 年1.959% |
| 2025年7月 | 年0.698% | 年1.909% |
| 2025年8月 | 年0.698% | 年2.099% |
| 2025年9月 | 年0.698% | 年2.179% |
| 2025年10月 | 年0.698% | 年2.219% |
2026年6月以降の推移(当編集部が公式金利ページで実測)
2025年11月以降も金利は高止まりが続いています。直近については、当編集部が毎月、公式の金利ページ(WEB申込コース)を実際に開いて適用金利を記録しています。2026年6月以降の実測値は次のとおりです。
| 適用月(確認日) | 変動金利(通期引下げプラン) | 当初10年固定(当初引下げプラン) | 35年固定(当初引下げプラン) |
|---|---|---|---|
| 2026年6月(6月13日確認) | 年0.950% | 年2.919% | 年3.629% |
| 2026年7月(7月1日確認) | 年0.950% | 年2.879% | 年3.579% |
| 2026年8月(8月4日確認) | 年1.200%(前月比+年0.250%) | 年3.049% | 年3.759% |
※新規借入の最優遇金利。借り換えも同水準でした。当編集部が公式サイトの金利ページを各月に確認した値です。金利は毎月見直されるため、最新の適用金利は上の「今月の金利」の表と公式サイトで必ずご確認ください。
2026年8月のポイントは、固定だけでなく変動も上がったことです。背景には、日本銀行が段階的に利上げを進め、2026年6月に政策金利を年1.0%程度(約31年ぶりの高水準)へ引き上げたことがあります(2026年7月30・31日の金融政策決定会合では同水準で据え置き)。この6月の利上げを変動金利に反映する時期は銀行ごとに異なり、大半の銀行は10月ごろとみられていますが、同行は8月実行分から前倒しで反映しました。変動金利で借りている方・これから借りる方は、「どの銀行が、いつ反映するのか」まで含めて見ておくと判断を誤りにくくなります。

ドコモの銀行の住宅ローンの主な特徴
| 特徴項目 | 説明 | コメント |
|---|---|---|
| 金利の種類 | 変動金利、固定金利(フラット35の取り扱いも) | 多様な金利オプションを提供し、顧客のニーズに応じた選択が可能 |
| 金利の競争力 | 新規住宅ローン実行額で国内トップクラス(同社開示資料・2025年3月31日時点) | 低金利が人気の理由の一つで、借り入れコストを抑えることができる |
| 保障の充実 | 「スゴ団信」で広範な疾病・ケガに対応 | がんを含む3大疾病やすべての病気・ケガに対する保障が魅力的 |
| 返済期間 | 最長50年の返済期間設定可能(40年超50年以内は年0.150%の上乗せ) | 長期返済により、月々の返済額を抑えることができる |
| お手続き方法 | WEB申込コース、対面相談コース、フラット35(買取型) | WEBでの手軽な申込みから、対面での詳細な相談まで対応可能 |
| 繰上げ返済 | 一部繰上げ返済手数料無料 | 繰り上げ返済による返済計画の調整が自由に行える |
| 金利プラン | 新規借入・借り換え向けの変動金利、フラット35S | 借り入れ目的や将来の金利変動リスクに応じた選択が可能 |
| 審査の迅速さ | WEBでの仮審査と迅速な審査プロセス | ネット銀行ならではの迅速な審査が特徴 |
| 担保物件の範囲 | 多様な物件に対応 | 新築、中古、リフォームなど幅広い物件に対応している |
| 資金使途 | 購入、新築、リフォーム、借り換え | 多様な資金使途に対応し、さまざまな住宅購入シーンに適用 |
これらの詳細は、ドコモの銀行の住宅ローンが顧客のさまざまな要望に応えるために提供している多彩なサービスと商品の特徴を反映しています。住宅ローンを選択する際には、これらの詳細を慎重に検討し、個々の状況とニーズに最適なプランを選択することが推奨されます。
スゴ団信の特徴とメリット・デメリットについて
ドコモの銀行の住宅ローンに付帯する「スゴ団信」とは、団体信用生命保険(団信)の一種で、通常の団信よりも保障内容が充実した特別な保険です。以下にその主要な特徴を解説します。
スゴ団信の特徴
- 広範囲な疾病カバー
スゴ団信は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中(3大疾病)だけでなく、それ以外の病気やケガも保障の対象としています。これにより、ローン利用者は多様な健康リスクに対して安心を得ることができます。 - 保障の範囲
万が一ローン利用者が亡くなったり、高度障害状態になった場合、残っている住宅ローンの返済が免除されます。これは一般的な団信の保障内容と同様です。 - 無追加料金
スゴ団信の基本プランの保障は、追加料金なしで住宅ローンに自動的に付帯されます。従って、利用者は追加の保険料を支払う必要がありません。
スゴ団信のメリット
- 広範囲な保障による安心
多くの病気やケガを保障範囲に含むことで、ローン利用者は幅広い健康リスクに対して安心できます。 - ローン返済のリスク軽減
万が一の事態に備えて、ローン残高の免除が受けられるため、家族への経済的負担を軽減します。 - 追加料金の不要
通常の団信保険料に含まれるため、別途保険料を支払う必要がない点が大きな利点です。
デメリット(注意点)
- 適用条件
スゴ団信の最大の注意点は年齢制限です。50歳以下の方であれば非常に充実した保障を受けることができます。また、保障を手厚くする上位プランを選ぶ場合は、団信プランに応じて年0.200%〜年0.400%の上乗せ金利が必要となります(公式金利ページの注記より)。上乗せ幅はプランだけでなく加入時の年齢によっても変わるため、同じプランでも年齢が上がると負担が重くなる点に注意しましょう。他にも保証が適用されるための細かな条件や、対象外となるケース(除外事項)も定められています。実際の契約前には、ドコモの銀行が公開している商品説明書や約款をしっかり確認し、保障内容を十分に理解しておくことが大切です。
WEB申込コースと対面相談コースの違いを比較
WEB申込コースと対面相談コースは基本的な住宅ローンの商品性は同じですが、申込方法などに違いがあります。
WEB申込コース
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 申込方法 | インターネット(ドコモの銀行)公式サイトでの申込みと手続き |
| 書類提出 | オンラインまたは郵送での書類提出 |
| 審査時間 | AIも活用した迅速なオンライン審査(仮審査) |
| 相談窓口 | オンラインチャットや電話による相談サポート |
| その他特徴 | 「スゴ団信」で幅広い疾病・ケガに対応。また、住宅ローンに関連するプロセスをオンラインで完結 |
対面相談コース
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 申込方法 | 銀行代理業者による対面での申込み |
| 書類提出 | 必要書類を郵送または店舗へ持参での提出 |
| 審査時間 | 約1週間程度で審査結果を連絡(申込状況によって変わります) |
| 相談窓口 | 知識豊富なスタッフによる資金計画や住宅ローンの相談、審査申込から契約までのサポート。土日も含む店舗での対面相談 |
| その他特徴 | 「スゴ団信」で広範な疾病・ケガに対応、土地先行プランが利用可能 |
ドコモの銀行住宅ローン審査申込の必要書類
ドコモの銀行の住宅ローン審査申込時に提出する必要がある書類は、以下の通りです。
- 本人確認書類
- 公的な身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)。
- 収入証明書類
- 給与所得者の場合は源泉徴収票、給与明細書、所得証明書など。
- 自営業者やフリーランスの場合は、前年度の確定申告書の写しや所得証明書。
- 住宅に関する書類
- 新築の場合は建築請負契約書、建築許可証など。
- 中古物件購入の場合は売買契約書、登記簿謄本など。
- リフォームの場合はリフォーム費用の見積書や契約書。
- 物件の評価書類
- 不動産鑑定評価書や地価公示価格など、物件の価値を証明する書類。
- 土地・建物の登記に関する書類
- 土地や建物の登記簿謄本。
- その他の書類
- 職場の在籍確認書類や、他のローンの残高証明書など。
※審査の進行状況や個々の事情に応じて、追加書類が要求される場合もあります。ドコモの銀行の具体的な書類要件や申込プロセスに関しては、直接銀行のウェブサイトを確認するか、問い合わせを行うようにしてください。
なお、比較先としてはSBI新生銀行の住宅ローンも有力な選択肢です。保証料0円・一部繰上返済手数料0円に加えて、SBIハイパー預金の開設者限定の住宅ローン金利優遇プログラムが用意されており、2026年3月には所定の条件(借入時年齢50歳未満など)を満たす方向けに上乗せ金利なしの全疾病保障付団信の取扱いも始まっています。団信の上乗せ金利まで含めたトータルコストで、あわせて見比べてみるとよいでしょう。
2026年8月のドコモの銀行の金利に関するよくある質問
Q. 2026年8月の金利は上がりましたか、下がりましたか?
当編集部が2026年8月4日に公式の金利ページを確認したところ、変動金利(WEB申込コース・通期引下げプラン)は年0.950%から年1.200%へ、年0.250%引き上げられていました。当初10年固定は年3.049%(前月 年2.879%)、35年固定は年3.759%(前月 年3.579%)で、変動・固定ともに上昇しています。最新の適用金利は上の「今月の金利」の表と公式サイトでご確認ください。
Q. なぜ8月に変動金利が上がったのですか?
直接の背景は、日本銀行が2026年6月に政策金利を年1.0%程度へ引き上げたことです。この利上げを変動金利へ反映する時期は銀行ごとに異なり、大半の銀行は10月ごろと見込まれていますが、同行は8月実行分から前倒しで反映しました。すでに変動金利で借りている方の適用金利がいつ見直されるかは契約ごとに決まっているため、返済中の方は借入先の商品説明書でご自身の見直し時期をご確認ください。
Q. ドコモの銀行の社名はいつ変わりましたか?
2026年8月3日(月)に商号が「株式会社ドコモSMTBネット銀行」へ変わり、同日から個人向け銀行サービスのブランドも「ドコモの銀行」へ刷新されました。金融機関コード・支店番号・口座番号は変更されず、契約中の住宅ローンもそのまま継続されるため、返済中の方の手続きは原則不要です。ただし、他行から振り込む際の銀行名は8月3日以降「ドコモSMTBネット銀行」を指定します(旧行名での振込受付は2026年10月30日までとされています)。最新の案内は公式サイトでご確認ください。
Q. スゴ団信は追加の保険料がかかりますか?
基本プラン(死亡・高度障害の保障など)は上乗せ金利なしで住宅ローンに自動付帯されます。がんや全疾病などの保障を手厚くする上位プランを選ぶ場合は、団信プランに応じて年0.200%〜年0.400%の上乗せ金利が必要です(公式金利ページの注記より)。上乗せ幅は加入時の年齢によっても変わり、加入には年齢などの条件もあるため、契約前に商品説明書で保障内容を確認しましょう。
Q. 変動金利と固定金利、どちらを選べばよいですか?
2026年8月時点でも、変動金利(年1.2%台)と当初10年固定(年3.0%台)には大きな差があります。当面の返済負担を抑えたい人は変動、返済額を確定させたい人は固定が向きます。ただし変動金利にも上昇圧力が強まっています。三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行などは2026年8月3日に短期プライムレートを年2.125%から年2.375%へ引き上げており、同行のように前倒しで変動金利へ反映する銀行も出ています。「変動なら当面安い」という前提だけで決めず、金利が上がったときに返済を続けられるかを試算したうえで選びましょう。SBI新生銀行など諸費用のわかりやすい他行ともあわせて比較すると判断しやすくなります。
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