SBIアルヒのフラット35 事前審査の流れと申込要件【2026年7月】

SBIアルヒ株式会社は、住宅ローンに特化した専門金融機関(モーゲージバンク)として、現在もフラット35分野で国内最大手の存在感を維持しています。2026年5月1日の公表では、2025年度の【フラット35】実行件数シェアは27.7%で16年連続の第1位(2026年3月末現在)。実行件数ベースで「およそ4人に1人がSBIアルヒを利用している」状況が続いています。

 

2026年7月のフラット35の金利は、返済期間21年〜35年・融資率9割以下・新機構団信付きで年3.14%(住宅金融支援機構の最頻金利。前月比−0.07%で4カ月ぶりの低下)。長期金利が高止まりするなか、全期間固定で返済額を確定できるフラット35への関心は引き続き高い状況です。

 

さらに2026年はフラット35の利用条件そのものが緩和されています融資限度額は1億2,000万円(2026年4月実行分から)一戸建て等の床面積要件は70㎡以上から50㎡以上へ緩和(2026年4月以降の物件検査申請分から)。古い解説記事に残る「上限8,000万円」「一戸建て70㎡以上」は、現在の条件と異なります。

 

この記事では、SBIアルヒが取り扱うフラット35の「事前審査」に焦点を当て、審査の流れ・申込要件・必要書類を2026年7月時点の公式情報で整理します。

 

※本記事は2026年7月時点の情報をもとに整理しています。金利・手数料・キャンペーンなどの最新の貸付条件は、必ず公式サイトでご確認ください。

 

 

 

SBIアルヒの住宅ローン審査の流れ(店舗/Web)

 

SBIアルヒの住宅ローンは、店舗相談・ビデオチャット相談・Web申込から選べます。まずは店舗とWebの大まかなフローを押さえましょう。

 

店舗での申し込みの流れ

 

①店舗へ電話するか、ホームページから来店予約

新規借り入れを希望の場合は、この時点で事前審査も依頼することができます。

 

事前審査は最短で当日中の結果回答となりますので、店舗に行く前にチェックしておくのもいいでしょう。

 

②申込書・必要書類の提出(郵送可)

店舗にて記入するか、店舗へ郵送します。
この時の書類の記入方法や必要書類の手配については、専門スタッフがしっかりサポートします。

 

③ローン審査(本審査)

この時点で書類の不備や確認事項がある場合は、スタッフから連絡がいく場合があります。

本審査は最短で3営業日での結果回答となります。

 

④契約面談

住宅ローンの金銭消費貸借契約に向けて面談します。

 

⑤融資実行

実行日に、融資と合わせて抵当権設定の手続きを行います。

 

\ 来店予約はこちらから /

 

 

WEB(SBIアルヒ ダイレクト支店)からの申込方法

 

①SBIアルヒIDの登録・ログイン

Webで申込みをするには「SBIアルヒID」が必要です。登録は無料ですので、まだ登録をしていないという方は登録しましょう。(5分程度で登録完了します)

 

②WEB事前審査申込

SBIアルヒIDでログイン後は、マイページの「Web事前審査申込」から申し込みします。

審査結果は1〜2営業日程度でメールで通知されます。

 

③WEB本申し込み

マイページから申し込みとなります。必要書類はオンラインでアップロードでき、郵送の手間を減らせます。審査結果は1〜2週間かかります。

 

④契約手続き

電子契約にてWEBサイト上で契約手続きを行います。

 

⑤融資実行

実行日に指定口座に入金されます。

 

SBIアルヒの住宅ローンの事前審査期間
店舗で申し込んだ場合:最短当日

WEBで申し込んだ場合:1〜2営業日

 

どちらで申し込みをした場合でも、非常に迅速に結果が回答されます。

 

なお、2026年7月時点では、Web申込+電子契約の利用で融資事務手数料が1債権あたり33,000円(税込)引き下げられる取り扱いがあります(2026年3月2日〜2027年3月31日。適用条件・期間は変更される場合があるため、必ず公式サイトでご確認ください)。フラット35の事務手数料は借入額の2.20%(税込・最低220,000円〔税込〕)のため、手続き方法によって諸費用が変わる点は押さえておきましょう。

 

\ WEB申込はこちらから /

 

 

 

SBIアルヒのフラット35 申し込み要件(2026年7月時点)

 

SBIアルヒの公式サイトには、申し込み前に物件・申込人の要件を満たしているか確認できるチェックリストが用意されています。2026年の条件改定(融資限度額・床面積)を反映した最新版で確認しましょう。

 

申し込み時の年齢

チェックポイント 申し込み ポイント
満70歳未満 フラット50(借入期間36年〜50年)の場合は満44歳未満の方。
(「親子リレー返済」を利用の場合は、満44歳以上の方も利用可能)フラット20、フラット35の場合は、満70歳未満の方。
(「親子リレー返済」を利用の場合は、満70歳以上の方も利用可能)
満70歳以上 「親子リレー返済」なら、後継者(連帯債務者)が満70歳未満であれば利用可能。

国籍

チェックポイント 申し込み ポイント
日本国籍
外国籍 永住許可を受けている方または特別永住者の方は利用可能。(ローンの契約内容について理解していることも必要)

 

現在のお住まい

チェックポイント 申し込み ポイント
日本国内
外国 外国にお住まいの方は、申込書の記入や年収の計算などに注意が必要。
(申し込みの際はSBIアルヒに相談しましょう)

 

融資住宅の居住者・使用目的

チェックポイント 申し込み ポイント
ご本人
ご親族(子・孫) 「親族居住用住宅(子入居型)」として申し込み。
ご親族(親・祖父母) 「親族居住用住宅(親入居型)」として申し込み。
誰も住まない 「セカンドハウス(別荘・別宅)」として申し込み。第三者に賃貸する投資用物件には利用できません。
店舗用 店舗等事業用物件は融資対象外ですが、
「店舗併用住宅(住宅部分の床面積が非住宅部分以上)」の住宅部分は融資対象となります。

 

敷地の担保

チェックポイント 申し込み ポイント
抵当権設定ができる 住宅金融支援機構を抵当権者とする第1順位の抵当権を設定します。
抵当権設定ができない 一定の要件を満たせば利用できる場合があります。

 

建物の大きさ(2026年4月以降の物件検査申請分から緩和)

チェックポイント 申し込み ポイント
一戸建て等:50㎡以上 従来の「70㎡以上」から50㎡以上へ緩和(2026年4月以降の物件検査申請分から)。狭小地の3階建てやコンパクト戸建ても対象に。
マンション(共同住宅):30㎡以上 従来どおり30㎡以上(変更なし)。

 

資金使途

チェックポイント 申し込み ポイント
建物新築資金 建物を新築(請負)する場合。(付随して取得する土地も融資対象です)
新築住宅購入資金 建売住宅を購入する場合。(付随して取得する土地も融資対象です)
中古住宅購入資金 中古住宅を購入する場合。(付随して取得する土地も融資対象です)
借り換え資金 現在返済中の住宅ローンからの借り換えに利用できます。(返済実績など機構所定の要件があります。詳細は公式サイトでご確認ください)
リフォーム資金 【フラット35】リノベでは、中古住宅とリフォーム資金を合わせて申し込みが可能です。

 

借入額(2026年4月実行分から引き上げ)

チェックポイント 申し込み ポイント
100万円以上1億2,000万円以下 建設費または購入価額(非住宅部分を除く)以内。融資限度額は8,000万円から1億2,000万円へ引き上げ済み(借入可能額はお客さまごとに異なります)。
借入期間36年〜50年で申し込む場合 単独申込では建設費・購入価額の9割以内が上限。申込時年齢は満44歳未満。
店舗併存住宅の場合 SBIアルヒの店舗へご相談ください。

 

年間返済比率(総返済負担率)

チェックポイント 申し込み ポイント
前年年収400万円未満 年収に占めるすべての借り入れ(住宅ローン・自動車ローン・カードローン・分割払い等)の年間返済額の割合が30%以下。
前年年収400万円以上 同じくすべての借り入れの返済割合が35%以下。

 

給与所得者の場合

チェックポイント 申し込み ポイント
転就職後、1ヶ月 1回以上の給与支払いがあれば申し込みいただけます。

 

自営業者の場合

チェックポイント 申し込み ポイント
開業後、1年 確定申告を1回以上行っていれば申し込みいただけます。

 

 

フラット35は、国土交通省が所管する独立行政法人「住宅金融支援機構」が民間金融機関と提携して提供する住宅ローンです。利益追求型の民間商品とは成り立ちが異なり、国民の住宅取得を支援する目的で運営されています。

 

金利は変動金利型と比べると高めですが、借入期間中ずっと金利が固定されるため、金利上昇局面でも返済額が動きません。2026年に入っても短期プライムレートの引き上げが続いており(3メガバンクは2026年8月3日から年2.125%→年2.375%へ)、「変動金利が上がる前提で家計を組めるか」が現実的な論点になっています。返済額を確定させたい人にとって、フラット35の価値は改めて見直されています。

 

また、フラット35は勤続年数や勤務形態の制限がなく、パート・契約社員・派遣社員でも、給与所得者なら1回以上の給与支払い、自営業者なら確定申告1回以上で申し込めます。年収や勤続年数だけでなく物件の性能や返済負担率で判断されるため、民間ローンとは評価のされ方が異なります。

 

とはいえ無条件で借りられるわけではありません。返済負担率(30%/35%)や物件の技術基準など機構の基準を満たす必要があり、他の借入(自動車ローン・カードローン・分割払い等)が多いと借入可能額は下がります。申し込み前に、最新の融資基準と自分の借入状況を確認しておきましょう。

 

\ 商品詳細はこちら /

 

 

 

事前審査の必要書類

 

スーパーフラットとフラット35の事前審査必要書類は以下の通りです。

 

①フラット35(買取型)・(保証型)⾧期固定金利型住宅ローン事前審査申請 書兼今回の住宅取得以外の借入に関する申出書

 

②本人確認書類

 

③年収証明

 

④(住宅ローン【MG保証】〔旧・ARUHI 住宅ローン(MG保証)ユアセレクト〕の事前審査も希望する場合) 当該住宅ローンの事前審査申請書

 

⑤(転職や産育休取得した場合)直近1年分の給与明細か給与証明書

 

⑥(担保提供者が3名以上いる場合)⾧期固定金利型住宅ローン(機構買取型)・(機構保証型)事前審査申請書兼借入申込書

 

\ 商品詳細はこちら /

 

 

ネット銀行に比べると、申込内容によってSBIアルヒ特有の申込書を提出する必要がある点は少し複雑に思えるかもしれません。よくわからない場合は、全国の店舗やビデオチャット相談を活用しましょう。SBIアルヒではフラット35・スーパーフラットのほか、変動金利も選べる住宅ローン【SBI信用保証】なども取り扱っており、固定と変動を見比べながら相談できます。

 

もちろん、他行も含めて比較する価値はあります。たとえばSBI新生銀行は、事務手数料が借入金額×2.20%(税込)の定率型で、保証料・一部繰上返済手数料が0円、一般団信の上乗せも0円。原則として事前審査を行わず本審査のみで完結する点も特徴です。フラット35の全期間固定と、民間銀行の変動金利を並べて総返済額で比べると、自分に合う選択が見えてきます。

 

SBIアルヒのフラット35 事前審査でよくある質問(FAQ)

 

事前審査と本審査は何が違うの?

事前審査(仮審査)は、年収・他の借入状況などから「いくらまで借りられそうか」をスピーディに確認するための審査です。一方の本審査は、物件の適合証明書や売買契約書など詳細な書類をもとに、住宅金融支援機構も含めて正式に可否を判断します。事前審査に通っても本審査で条件が変わる・否決になる可能性はゼロではないため、事前審査はあくまで目安として捉えておきましょう。

 

事前審査にはどれくらい時間がかかる?

SBIアルヒの場合、店舗申し込みなら最短当日、WEB(SBIアルヒ ダイレクト支店)なら1〜2営業日が目安です。ただし追加資料の提出が必要になった場合などは、これより日数を要することがあります。フラット35の金利は申込時ではなく資金受取時(融資実行時)の金利が適用されるため、月をまたぐスケジュールになるときは、金利が動く前提で余裕をもって進めましょう。

 

床面積50㎡台のコンパクトな戸建ても対象になる?

はい。2026年4月以降の物件検査申請分から、一戸建て等の床面積要件が70㎡以上から50㎡以上に緩和されました(マンション等は従来どおり30㎡以上)。これまで面積要件で対象外だった狭小地の3階建てやコンパクト戸建ても、技術基準に適合すればフラット35を利用できます。物件が要件を満たすかは、適合証明書の取得手続きの中で確認されます。

 

借入額の上限はいくら?

100万円以上1億2,000万円以下(建設費または購入価額の範囲内)です。融資限度額は2026年4月実行分から8,000万円→1億2,000万円へ引き上げられました。ただし実際の借入可能額は、返済負担率(年収400万円未満は30%以下、400万円以上は35%以下)と審査結果で決まります。借入期間36年〜50年で単独申込する場合は、購入価額の9割以内が上限になる点にも注意してください。

 

事前審査をスムーズに進めるコツは?

本人確認書類・年収証明(源泉徴収票や確定申告書)を早めに用意し、他のローン(自動車ローン・カードローン・奨学金・スマホの分割払いなど)の残高を正確に申告することが大切です。借入状況の申告漏れは、後の本審査で発覚すると否決の原因になりかねません。転職直後や個人事業主の方は、勤続・営業の状況がわかる書類もあわせて準備しておくと安心です。

 

フラット35の利用を考えている方は、2026年の条件緩和(融資限度額1億2,000万円・床面積50㎡以上)を前提に、最新の条件で試算し直すことをおすすめします。最新の金利・手数料・キャンペーンは公式サイトでご確認ください。

最新の貸付条件はこちら

関連記事

 
 

最新記事一覧

  1. SBIアルヒのフラット35 事前審査の流れと申込要件【2026年7月】

    SBIアルヒ株式会社は、...
    住宅ローンの審査基準
  2. SBIアルヒの団信を解説|がん団信・全疾病・上乗せ金利【2026年7月】

    SBIアルヒ株式会社は、...
    各社住宅ローンの解説
  3. PayPay銀行 住宅ローンの審査基準|事前審査・本審査の流れ【2026年7月】

    この記事では、PayPa...
    住宅ローン全般
  4. 住信SBIネット銀行 スゴ団信の保障と上乗せ金利【2026年7月】

    「スゴ団信」は、住信SB...
    各社住宅ローンの解説
  5. イオン銀行の住宅ローン団信5種類|上乗せ金利と選び方【2026年7月】

    イオン銀行は、イオンモー...
    各社住宅ローンの解説
  6. ペアローン・収入合算・ミックスローンの違い【2026年7月版】

    この記事では、ペアローン...
    住宅ローン全般
  7. 住信SBIネット銀行のフラット35|金利・手数料・団信【2026年7月】

    【2026年7月12日...
    住宅ローンの審査基準
  8. auじぶん銀行の住宅ローン団信|上乗せ金利と選び方【2026年7月】

    変動金利は8月に短期プラ...
    各社住宅ローンの解説
  9. ソニー銀行の住宅ローン団信|年齢制限・上乗せ金利【2026年7月】

    住宅ローンを比較するとき...
    住宅ローン全般
  10. PayPay銀行の超サポ団信を徹底解説|がん保障の上乗せ金利と選び方【2026年最新】

    「超サポ団信」とは、Pa...
    住宅ローン全般

おすすめ記事

  1. 住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利推移・金利動向【2026年6月更新】

    この記事では住信SBI...
    住宅ローンの金利動向
  2. PayPay銀行の住宅ローンのメリット・デメリット【2026年7月版】

    PayPay銀行(旧ジャ...
    住宅ローンの金利動向
  3. 住信SBIネット銀行の住宅ローンはクレジットカード払いできる?お得な代替策も解説

    ...
    各社住宅ローンの解説
  4. ARUHI住宅ローン(MG保証)ユアセレクトとは?審査・団信を解説

    SBIアルヒ株式会社は日...
    各社住宅ローンの解説
  5. PayPay銀行の住宅ローンの団信・がん団信を解説【2026年6月最新】

    PayPay銀行は、旧ジ...
    各社住宅ローンの解説
TOP