十六銀行の住宅ローン|WEB契約で下がる金利と来店の回数

十六銀行の住宅ローンは、事前審査とローン契約をWEBで行うと、店頭で契約するより金利が年0.05%低くなります。2026年10月の変動金利(全期間優遇型)は、WEB契約が年1.475%、店頭契約が年1.525%でした。

3,500万円を35年で借りると、この差で利息は約36万円変わります(当サイト試算)。ただしWEB契約でも、保証委託契約と抵当権の設定のためにローンサービスセンターへ1回は来店します。

愛知の相談窓口は10か所、WEBで申し込めるのは営業エリアの近くに住む人

十六銀行は岐阜市に本店を置く地方銀行で、十六フィナンシャルグループの傘下にあります。住宅ローンの相談窓口は、愛知県内に名古屋・守山・緑・本郷・赤池・一宮・春日井・愛知南・岡崎・豊橋の10か所です。

ローンサービスセンターは日曜日(一部は土曜日)も開いていて、休日は予約なしでも相談できます。来店前に予約しておけば、待ち時間を減らせます。

インターネットで申し込めるのは、住まいか勤務先が愛知県・岐阜県・三重県桑名市および員弁郡の近くにある人です。名古屋で地銀を比べている人は、名古屋銀行の保証料不要タイプと保証会社タイプの違いも候補に入れているはずです。

WEB契約金利と店頭契約金利の差は、2026年10月で年0.05%

十六銀行の金利引下げプランには、借入期間中ずっと同じ幅を差し引く全期間優遇型と、当初の固定期間とその後で引下げ幅が変わる二段階優遇型があります。どちらもWEB契約のほうが、引下げ幅が年0.05%大きくなっています。

金利タイプ WEB契約金利 店頭契約金利
変動金利(全期間優遇型) 年1.475% 年1.525%
固定10年(二段階優遇型・Aコース) 年3.650% 年3.700%
固定10年(二段階優遇型・Bコース) 年3.550% 年3.600%
全期間固定(借入期間11〜35年) 年4.120% 年4.120%

2026年10月にお借入れする場合の適用金利(十六銀行の住宅ローンのページ・金利引下げプランの資料で2026年10月29日確認)。保証料を一括で払う場合の金利で、保証料を金利に上乗せする方式では高くなります。

固定10年が終わった後の引下げ幅にも同じ差があります。WEB契約はAコースが年1.750%、Bコースが年1.550%で、店頭契約はそれぞれ年1.700%、年1.500%です。

AコースとBコースの違いは、当初10年とその後の配分です。Bコースは当初10年の金利が低い代わりに、11年目以降の引下げ幅が小さくなります。全期間固定はWEBと店頭で同じ金利で、WEB契約にしても金利は変わりません。

金利そのものの動きは日銀の利上げ後の変動金利と固定金利の見通しで解説しています。十六銀行の店頭表示金利も毎月見直され、引下げ幅も月ごとに変わります。

WEB契約でも、ローンサービスセンターへの来店は1回ある

十六銀行のWEB契約は、すべてが画面の上で終わる手続きとは違います。来店が必要なのは契約内容の確認と担保の設定で、借入の契約そのものは電子契約で結びます。

  1. インターネットで事前審査を申し込み、運転免許証・源泉徴収票・物件資料の画像をアップロードする
  2. 約2〜4営業日で、審査結果を見るマイページの案内がメールで届く
  3. 十六銀行の普通預金口座が無い人は、支店か専用アプリで口座を作る
  4. マイページから正式審査を申し込み、団信の告知をして必要書類を郵送する(審査に2〜3週間)
  5. ローンサービスセンターに来店し、保証委託契約と抵当権設定契約を結ぶ
  6. マイページで借入の契約に同意し、原則5営業日以降に口座へ入金される

来店のときは、借りる本人のほかに連帯保証人や担保を提供する人も手続きが必要です。収入を合算する家族がいる場合は、その人の予定も合わせておく必要があります。

正式審査の結果を待つ期間は、店頭で申し込むより長くなりやすい点に注意が必要です。書類を郵送してから2〜3週間かかるため、引き渡しの日が近い人は店頭での手続きも検討してください。

3,500万円・35年で比べると、WEB契約は約37万円安い

WEB契約の得は金利だけではありません。電子契約では借入の契約書に印紙を貼らないため、印紙税がかからない代わりに電子契約手数料11,000円(税込)を払います。

3,500万円の金銭消費貸借契約書に貼る印紙は2万円です(国税庁 印紙税額の一覧表)。この条件で、変動金利が借入時のまま35年続いたと仮定して比べました。

項目 WEB契約 店頭契約
適用金利(変動・全期間優遇型) 年1.475% 年1.525%
毎月の返済額 約106,700円 約107,600円
35年間の利息 約983万円 約1,019万円
保証料(一括で払う場合の目安) 約72.3万円 約72.3万円
事務取扱手数料 55,000円(税込) 55,000円(税込)
契約にかかる費用 電子契約手数料11,000円(税込) 印紙税20,000円
合計(返済額+上記の費用) 約4,562万円 約4,599万円

当サイト試算。元利均等返済・ボーナス返済なし。保証料は十六銀行が示す例(1,000万円・35年で206,600円)を借入額に比例させた目安で、実際の額は審査で決まります。登記費用・火災保険料は含みません。

差の大半は年0.05%の金利差による利息で、約36万円です。契約にかかる費用の差は9,000円なので、総額では約37万円WEB契約が安くなりました。

引下げを受ける条件と、WEB契約を使えない人

金利引下げプランは、選択条件のいずれか1つを満たし、取引条件をすべて満たす人が対象です。選択条件には次のようなものがあります。

  • 年収400万円以上で、同じ勤務先に2年以上勤めている(給与所得者の場合)
  • 家を建てる土地を本人・配偶者・直系の家族の名義で持っている(その土地の借入がある場合は対象外)
  • 必要費用の20%以上を自己資金で用意する
  • 長期優良住宅を新築・購入・増改築する、またはマンション管理適性評価で星3つ以上の物件を買う

取引条件は、給与振込口座を十六銀行に指定し、「じゅうろくアプリ」に口座を登録したうえで、指定の7項目から2つを利用することです。7項目には十六カードの成約、公共料金の引落し、定期預金10万円以上、NISA口座の開設などが並びます。

一方で、WEB契約金利を使えない人もいます。個人事業主・法人役員・外国籍の人はインターネットで申し込めず、店頭での手続きになります。全国保証付の住宅ローンもWEB契約金利の対象外です。

十六銀行で借りている住宅ローンを、十六銀行の住宅ローンへ借り換えることもできません。他行からの借り換えには別にWeb申込専用の商品があり、こちらは事前審査から正式審査までWEBで進めます。

団信は上乗せなしの2種類と、年0.1〜0.3%の上乗せで選ぶ保障

十六銀行の住宅ローンには団体信用生命保険(団信)への加入が必要で、一般的な団信の保険料は銀行が負担します。上乗せなしで選べるのは、死亡・高度障害を保障する地銀協の一般団信と、がんの診断で給付金も受け取れるクレディ一般団信プラス(加入は59歳以下)です。

団信 金利の上乗せ 加入できる年齢(借入時)
地銀協住宅ローン団信(一般) なし 18〜70歳
クレディ一般団信プラス なし 18〜59歳
50%保障がん団信 年0.1% 18〜50歳
がん団信 年0.1% 18〜45歳
全傷病ライト 年0.1% 18〜50歳
全傷病団信 年0.15% 18〜45歳
ワイド団信 年0.3% 18〜50歳

全傷病ライトと全傷病団信は、病気やけがで31日以上続けて入院した後、さらに150日以上入院が続いた場合に保険金が出ます。がんの保障を厚くしたくても、46歳以上だと選べる団信は50%保障がん団信と全傷病ライト、ワイド団信に限られます。

3大疾病などに備えるローン返済支援保険「トリガーセブン」もあり、こちらは年0.3%の上乗せで39歳以下が対象です。来店での手続きが必要なため、WEB契約だけで済ませたい人には向きません。団信の種類ごとの違いはがん団信やワイド団信を比べた記事で紹介しています。

ドコモSMTBネット銀行と比べる、来店の回数と保障を含めた総額

十六銀行と来店の回数や保障込みの費用で比べたいのが、ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の対面相談コースです。申込みや相談はSBIマネープラザなどの銀行代理業者が受け付け、愛知では栄の店舗が対応します。

同行のWEB申込コースは、2026年10月30日(金)17時で仮審査の受付を終える予定です。これから同行で借りる人の申込み先は、対面相談コースになります。

項目 十六銀行(WEB契約) ドコモSMTBネット銀行(対面相談コース)
変動金利(2026年10月) 年1.475%(全期間優遇型・保証料一括) 年1.600%(通期引下げプラン・物件価格の80%以内)
借入時の費用 保証料(一括)+事務取扱手数料55,000円+電子契約手数料11,000円 事務取扱手数料(借入額の2.20%・税込)
上乗せなしで付く保障 一般団信(がん給付金付きのプランも選べる) 全疾病保障、50歳以下は3大疾病保障(50%)
一部繰上返済の手数料 じゅうろくダイレクトなら0円、店頭は6,600円(税込) 1円から何度でも0円
審査の目安 事前審査2〜4営業日、WEBの正式審査は書類提出後2〜3週間 仮審査3営業日程度、正式審査5営業日程度

ドコモSMTBネット銀行の金利は2026年10月実行分。新規借入の変動金利で物件価格の80%を超えると年0.100%、借入期間が35年超〜40年以下だと年0.070%、審査結果によって年0.1〜0.55%が上乗せになる場合があります(SBIマネープラザの商品ページと同行の対面相談コースの手数料のページで2026年10月29日確認)。

一般団信で最大の引下げを受けられる人には、金利の面で十六銀行のWEB契約が有利です。3,500万円・35年で返済額と借入時の費用を合わせると、十六銀行は約4,562万円、ドコモSMTBネット銀行は約4,650万円で、約88万円の差です(当サイト試算)。

病気への保障まで同じにすると順位が入れ替わります。十六銀行で全傷病団信(年0.15%上乗せ)を付けた場合の総額は約4,670万円で、全疾病保障が上乗せなしで付くドコモSMTBネット銀行のほうが約20万円低くなりました。

ただし十六銀行の全傷病団信は45歳以下が対象で、保障の中身も同じではありません。ドコモSMTBネット銀行も、審査結果によって最大年0.55%が上乗せされる場合があります。十六銀行も取引条件を満たせないと引下げ幅が変わるので、比べるのは両行の審査で金利が出てからになります。SBIマネープラザは、SBI新生銀行の住宅ローンの相談窓口でもあります。

十六銀行の事前審査で引下げ幅が出たら、付けたい団信の上乗せを足した金利でドコモSMTBネット銀行と比べると、保障込みでどちらが安いかが分かります。SBIマネープラザの栄の店舗では、対面相談コースの仮審査まで担当者と進められます。

十六銀行でWEB契約を選ぶか迷ったら

WEB契約と店頭契約のどちらにするかは、申込みの条件と引き渡しまでの日数で決まります。

  • 会社員で書類をアップロードできるなら、金利が年0.05%低いWEB契約を選ぶ
  • 個人事業主・法人役員の人や全国保証付になる人は、店頭契約の金利で比べる
  • 引き渡しまで時間が無いなら、正式審査に2〜3週間かかるWEBの日程を先に組む
  • 45歳を超えていて病気への保障も欲しいなら、団信の上乗せを含めた金利で他行と比べる

十六銀行の全期間優遇型か二段階優遇型か、栄で変動と固定10年を並べて決める

十六銀行は同じ固定10年でもAコースとBコースで11年目以降の金利が変わります。ドコモSMTBネット銀行の対面相談コースなら、同じ借入額で変動金利と当初10年固定の返済額を出してもらえます。

  1. 来店予約:愛知はSBI住宅ローン栄(ドコモSMTBネット銀行)
  2. 持参するもの:前年分の源泉徴収票など収入が分かる書類と、購入予定の物件資料
  3. 金利タイプの比較:仮審査で出た金利の変動と固定10年を、十六銀行の見積りと総額で比べる

栄で金利タイプを相談する

※PR SBIマネープラザは、SBI新生銀行・ドコモSMTBネット銀行を所属銀行とする銀行代理業者です。リンク先はSBIマネープラザのドコモSMTBネット銀行 住宅ローンのページです。

金利と引下げ幅、団信の上乗せは月ごとに見直されることがあるため、最新の状況は各金融機関の発表でご確認ください。

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