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【結論】「普通の家」を建てると0円!?2026年の衝撃ルール
結論から申し上げます。
2026年以降、省エネ基準を満たさない新築住宅は、住宅ローン減税の対象外(=0円)となります。
これまで「その他の住宅(一般住宅)」として一定の控除が認められてきましたが、
2024年・2025年の段階的な制度改正を経て、2026年からは「省エネ基準適合」が住宅ローン減税のスタートラインとなりました。
つまり、
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見た目は普通
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間取りも問題なし
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住宅ローンも問題なく借りられる
こうした住宅であっても、省エネ基準を満たしていなければ、減税は一切受けられません。
控除額は、条件次第では数百万円規模になります。
「知らなかった」では済まされないインパクトのある変更点です。
なぜ「減税ゼロ」になるのか?義務化の正体
背景にあるのが、2025年4月から始まった省エネ基準適合の義務化です。
この制度により、新築住宅は原則として省エネ基準を満たさなければ建てられなくなりました。
一見すると「じゃあ全部OKでは?」と思われがちですが、ここに大きな落とし穴があります。
それは、
「建築できる」と「住宅ローン減税を受けられる」は別物という点です。
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建築基準法上はクリアしている
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しかし、住宅ローン減税に必要な証明書がない
この場合、
👉 建てられるのに、減税は受けられないという矛盾が発生します。
さらに重要なのが、
確認申請のタイミングで住宅の区分が確定するという点です。
後から「やっぱり省エネ住宅にします」は原則できません。
ここが、まさに運命の分かれ道となります。
【2026年度版】住宅性能別・借入限度額の比較
2026年度の住宅ローン減税では、住宅性能ごとに借入限度額が明確に分かれます。
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長期優良住宅・低炭素住宅
最大 5,000万円(子育て・若者世帯)
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ZEH水準省エネ住宅
最大 4,500万円
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省エネ基準適合住宅
最大 4,000万円
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その他の住宅(一般住宅)
👉 0円(対象外)
特に注目すべきは、子育て・若者世帯への優遇措置です。
性能の差が、そのまま「使える減税枠の差」になります。
2026年に家を建てる人が「絶対確認すべき」3つの書類
2026年以降、最重要ポイントは書類の有無です。
必ず確認すべきなのは、以下のいずれかです。
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建設住宅性能評価書
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住宅省エネルギー性能証明書
ハウスメーカーや工務店から
「省エネ基準には適合していますよ」
と言われただけでは不十分です。
👉 書類として発行されるか
👉 住宅ローン減税に使える形式か
ここまで必ず確認してください。
なお、中古住宅を検討している場合は、一般住宅でも減税対象になる緩和策が残っています。
新築より中古のほうが有利になる、いわば逆転現象が起きている点も見逃せません。
減税を最大限に受けるための「住宅ローン選び」のコツ(改訂版)
住宅ローン減税を前提に考えるなら、ローン選びの視点も大きく変わります。
単に低金利を追いかけるだけでなく、住宅の性能+ローンの優遇制度まで含めた総合的な選び方が重要です。
ここで注目したいのが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準の住宅に対して金利が優遇される住宅ローン制度です。
👉 例えば、
SBI新生銀行のZEH住宅限定住宅ローン金利優遇プログラム
では、パワースマート住宅ローンを新規に借り入れる際に、当初借入金利から年0.01%引き下げる優遇が適用されます※。
※対象となるZEH区分(戸建・マンション)が条件となります。
このようなプログラムは、省エネ基準適合住宅やZEH住宅を選ぶことで、「控除+金利優遇」のダブルメリットを得られる可能性がある点が最大の魅力です。
まずは「自分が検討する住宅がZEH基準に該当するか」を確認した上で、こうした優遇プログラムの適用条件をチェックしておきましょう。
なお、ZEH住宅以外にも、SBI新生銀行では
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SBIハイパー預金の保有者向け金利優遇(変動金利の引き下げ)
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その他キャンペーン(金利相当額還元など)
といったプログラムもあり、住宅ローンの総合的な費用を抑える選択肢が広がっています。
まとめ:2026年の家づくりは「性能=金」である
2026年以降の家づくりは、
住宅性能がそのままお金に直結する時代に入ります。
性能にお金をかけることは、
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住宅ローン減税
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光熱費の削減
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将来の資産価値
という形で、後から回収できる可能性が高い投資です。
「うちは対象になるはず」
「たぶん大丈夫だろう」
そう思う前に、
まずは検討中の住宅がどの性能ランクに該当するのかを必ず確認してください。
2026年のルールを知らないまま家を建てることが、
最大のリスクになり得る時代です。