SBI新生銀行の団信(団体信用生命保険)を徹底解説!

住宅ローンを選ぶ際に見逃せないのが「団体信用生命保険(団信)」。

 

 

SBI新生銀行では、ベーシックな保障から介護・がんといった幅広いリスクに対応したプランや選択肢が充実しています。

 

安心して住宅ローンを利用するために、団信の種類・保障内容・費用負担についてしっかり把握しておきましょう。

 

 

 

公式ページでの団信の詳細はこちら

 

団体信用生命保険とは

 

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン契約者が死亡または高度障害に陥った場合にローン残高が保険金で支払われて完済される生命保険です。

 

SBI新生銀行では、住宅ローンとセットでの加入が必須となります。

保険料自体は金融機関が負担するのが一般的ですが、保障を追加する団信オプションを選ぶ場合は、金利上乗せ型となるケースもあります。

 

SBI新生銀行の団信

 

SBI新生銀行では、以下3種類の団信プランを取り扱っています

 

一般団信

 

最も基本的な保障内容で、契約者が死亡または所定の高度障害状態となった場合に、住宅ローン残高が保険金で支払われます。

 

住宅ローン利用者の多くが加入する標準的な団信で、保険料の上乗せはありません。

 

安心保障付団信(介護団信)

 

一般団信の保障に加え、疾病やケガなど特定の症状に限らず公的介護保険制度において「要介護3以上」に認定された場合や、所定の要介護状態が180日以上続いた場合に、住宅ローン残高相当の保険金が支払われます。

 

こちらの団信は将来の介護リスクにも備えられるため、長期的な安心を重視する方に適したプランです。 保険料はこちらも上乗せされず銀行が負担してくれるものになります。

 

がん100%保障団信

 

上記の一般団信保障に加え、契約者が医師により「がん」と診断された場合、その時点で住宅ローン残高が全額保障されます。こちらの保障はローン利用時に50歳未満の方のみが加入できます。

 

かなり充実した保障内容の代わりに、金利の上乗せが必要です。多くの銀行では金利に0.2%程度の上乗せとなりますが、SBI新生銀行では0.1%の上乗せで利用することが可能です。 がんに対する備えを充実させたい方にとっても、コスト面で選びやすい内容になっています。

 

各プランの比較一覧

 

プラン名

保障内容

金利上乗せ

加入の必須性

一般団信

死亡・高度障害時に残債が0円

なし

必須

安心保障付団信(介護団信)

要介護状態時にも残債を保障

なし

任意

がん100%保障団信

がん診断時に残債を保障

年0.1%の上乗せ

任意

 

SBI新生銀行の団信の注意点

 

SBI新生銀行の団信に限った話ではないですが、以下に注意点をまとめましたので、

団信選択の判断の際にはしっかりと確認しましょう。

 

金利上乗せによる長期的な負担

 

先ほども少し説明しましたが、がん100%保障団信に加入する場合、金利に年0.1%の上乗せが必要となります。

 

一見すると「たった0.1%」と思われがちですが、住宅ローンは数千万円単位で借りて、かつ数十年かけて返済する商品です。そのため、0.1%の上乗せでも借入額や返済期間によっては総返済額に大きな差が出ることになります。

 

例:3,000万円を35年返済、変動金利0.5%→0.6%(0.1%上乗せ)の場合

• 月々の返済差額:約1,500円前後
• 総返済差額:約60万円以上

 

こうして見ると、わずかな金利上乗せでも長期的に見た時にまとまった負担増につながることが分かるかと思います。

そのため、加入を検討する際には、必ずシミュレーションを行い、トータルでどれくらいのコスト増になるかを把握しておくことが大切です。

 

健康状態・既往歴による加入制限

 

団信は生命保険の一種であるため、加入時には健康状態の告知(オンラインで健康告知書の記入)が必要です。

※5,000万円以上の借入予定の方が、がん団信に加入に加入する場合は、健康診断書の提出が別途必要になります。

 

過去の病歴や現在の持病、投薬状況などによっては、

 

• 団信に加入できない
• 一般団信は通るが、がん団信や介護団信は加入できない

 

といったケースもあります。

 

また、がん団信の場合は「過去○年以内にがん治療歴があると不可」といった基準が設けられていることが一般的です。

 

したがって、既往歴のある方は申し込み前に加入条件を確認し、事前に相談しておく必要があります。

 

もし健康状態の理由で団信に加入できない場合は、他の金融機関で団信なし住宅ローンや「ワイド団信」(引受基準が緩やかな団信)を利用できるケースもあるので、代替手段を検討するのも選択肢のひとつです。

 

どんな人にどの団信が向いている?

 

コスパを重視したい方には、必要最低限の保障を備えた一般団信+将来の介護リスクにも備えられる金利の上乗せなしで選べる安心保障付団信(介護団信)が適しています。

 

また、がん保険等に別途加入されている方など、がんへの不安を強く感じる方であれば、がんと診断された時点で住宅ローン残高が0円になる「がん100%保障団信」を選ぶことで、わずかな金利上乗せで手厚い保障を得ることができます。

 

まとめ

 

SBI新生銀行の住宅ローンは、団信のプランが豊富で、各家庭の状況に応じた保障選びができます。
「介護状態になったときのリスク」「万一の健康問題への備え」など、自身のライフプランに合わせて適切な団信を選び、安心してローン契約を進めましょう。

 

気になるプランがある方は、まずは公式サイトで詳細情報・最新の加入条件をチェックしてみてください。

 

公式ページでの団信の詳細はこちら

 

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