ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの評判は?メリット・デメリットなど解説!

ARUHIは、2001年5月に創業した、日本初の住宅ローン専門の金融機関(モーゲージバンク)です。2024年1月から「SBIアルヒ株式会社」に商号変更し、現在はSBIグループの一員として営業しています。もともとSBIモーゲージとして営業していたので、10年以上かけてSBIグループに帰ってきたことになります。

 

SBIアルヒはフラット35の販売において20年以上、また、大きな販売シェアを確保してきた実績がありますので、間違いなくフラット35の融資実績がNo.1の金融機関です。その主力製品である「ARUHI フラット35」を武器に2010年度から2023年度にかけてフラット35実行件数で高いシェアを維持しています。

※2010年度-2023年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2023年3月末現在、SBIアルヒ調べ)

 

何年もの間、国内最大のフラット35取り扱い金融機関の座を維持しているのがSBIアルヒという企業です。

 

 

「ARUHI フラット35」は、主に金利の低さや専門スタッフの知識・全国で相談できる窓口の多さなどが高い評判に繋がっています。

 

全国の店舗では、フラット35に限らず、住宅ローンに関する様々な相談に応じています。家を買うということは人生で最も大きな買い物であり、住宅ローンをどのように選ぶか、どれだけ借りることができるかなど、多くの疑問や不安が生じます。SBIアルヒの全国にある店舗では、専門スタッフがそれらの疑問に対面で応じてくれるので、住宅ローンの契約に不安を抱える利用者から高い評価を得ています。

 

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この記事では、「ARUHI フラット35」の住宅ローンの評判に触れながら、メリット・デメリットについて解説します。

 

 

ARUHI住宅ローンのメリット

 

SBIアルヒは、日本における住宅ローン専門の最大手金融機関として知られています。この機関は、住宅金融支援機構によるフラット35の取り扱い件数で高いシェアを維持している実績があります。

 

自己資金の割合で金利が優遇される

 

ARUHIは、「フラット35」を主力商品として扱っています。特に注目すべきは、「ARUHIスーパーフラット」と呼ばれるARUHI独自の特別な低金利ローンです。このローンは通常のフラット35よりもさらに低い金利を提供し、借り入れから完済までの期間、金利が一定であることが大きな特長です。

 

加えて、「ARUHIスーパーフラット」には、自己負担金の割合によって金利が変わるという独自の特性があります。例えば自己資金を1割以上準備できる人は「ARUHIスーパーフラット9」、2割以上準備できる人は「ARUHIスーパーフラット8」と言うように、最大で自己資金5割以上準備する人向けに「ARUHIスーパーフラット5」までラインナップされています。

 

「ARUHIスーパーフラット」は自己資金を準備できる人にとって、とても適した選択になるでしょう。

 

業界最短の審査期間

 

ARUHIの特徴2つ目は審査のスピードです。事前審査については、最速で当日中に結果が出る場合もあり、本審査でも最短3営業日で結果を知ることができます。これは、時間的余裕が少ない場合や、競争が激しい人気物件を確実に手に入れたい場合、または月が変わることでフラット35の金利が変動するのを避けたい場合などに特に有効です。

 

一般的に事前審査では1週間、本審査では5日〜2週間ぐらいの所要日数の金融機関が多い中で驚異的な審査スピードと言えます。

 

店舗は全国展開

 

SBIアルヒは日本全国に店舗を展開しており、これらの場所でフラット35に関する相談が可能なことは、利用者にとって大きな安心材料です。

 

また、現在ではビデオチャットなどのリモート相談サービスにも力を入れているようで、このような取り組みは、対面での相談が難しい場合でも、利便性高く情報提供やサポートを受けられる点で魅力的です。

 

さらに店舗によっては住信SBIネット銀行、auじぶん銀行やソニー銀行の住宅ローンについても取り扱っていて、店舗で複数の金融機関の住宅ローンを比較して選べるのはとても大きなメリットと言えます。住宅ローンの相談にとりあえずARUHIに行くという選択肢もよいでしょう。

 

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ARUHIの住宅ローンのデメリット

 

ARUHIの住宅ローンを利用する際に注意したいデメリットについてもご紹介します。

 

事務手数料が割高

 

ARUHIの住宅ローンを利用する際には、借入金額の2.2%という事務手数料が発生します。この水準自体は、他の多くの金融機関とあまり変わらない水準です。ただし、アルヒは「ARUHI ダイレクト」というサービスを利用して「ARUHIフラット35」をウェブ経由で申し込むことで、手数料を半額の1.1%(税込)にすることができます。(※)

※ARUHI スーパーフラットをお申し込みの場合は「ご融資額×2.2%(税込)」
※最低事務手数料220,000円(税込)

 

「ARUHIスーパーフラット」を利用するためには自己資金が必要

 

ARUHIの目玉商品である「ARUHIスーパーフラット」は、自己資金を用意することで従来のフラット35より低い金利で利用できる住宅ローンです。

 

ARUHIのスーパーフラットを利用するには、少なくとも10%以上の自己資金が必要になるため、自己資金に余裕がなく、フルローンでの借入を検討されている方は、他の金融機関も選択肢に入れて検討しましょう。

 

物件がフラット35に対応している必要がある

 

ARUHI フラット35を利用するためには、建築または購入する住宅が、 住宅金融支援機構の定める技術基準(耐久性や維持管理状況など)に適合しているかどうか、物件検査を受けて、「適合証明書」の交付を受け、ARUHIへ提出することが必須条件となります。

 

そのため、フラット35を検討する場合には、不動産会社の担当者に相談をして、住宅が技術基準を満たしているかを確認しておくと良いでしょう。

 

ARUHIの住宅ローンの評判・口コミは?

 

ARUHIの住宅ローンの口コミを調査すると、多くの利用者が「返済期間中の金利が固定されているため、返済プランを立てやすい」「フラット35のオプションの中でも特に金利が低い」といった点で高い評価をしています。

 

アルヒのフラット35の評判・口コミ
・ARUHIの住宅ローンを使って良かったのは、特に金利が安定している点です。安心して長期のローンを組むことができました。また、返済プランが柔軟に選べるので、自分のライフプランに合わせやすいです。

 

・ARUHIの住宅ローンは固定金利や変動金利など、様々なプランが用意されていて、自分のニーズに合わせて選べる柔軟性があります。特にARUHIスーパーフラットの金利は他社に比べても低かったと思います。申し込みプロセスも簡単で、分からないことがあれば担当者が丁寧に対応してくれました。全体的にスムーズな経験ができ、ARUHIを選んで良かったと感じています。

 

・私がARUHIの住宅ローンを選んだ理由の一つは、手数料が低いことです。初期費用を抑えられたので、資金計画が立てやすかったです。さらに、対応が迅速で、不安なく手続きを進めることができました。

 

・ARUHIの住宅ローンは他行に比べて審査が通りやすかった印象です。私は自営業者でしたが、提出した書類が整っていれば、スムーズに審査を通過できる仕組みが整っているように感じました。また、審査基準が明確であるため、事前に準備をしっかりと行うことで、不安なく審査に臨むことができました。

 

「ARUHIスーパーフラット」に関しては、他の金融機関が提供するフラット35と比較しても低金利であるため、利用者からの口コミ評価も高いようです。

 

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ARUHIの住宅ローン利用がおすすめな人

 

ARUHIの住宅ローンが適しているのは、以下のような方です。

 

全期間固定金利での返済を望む人

 

ARUHIはフラット35を主力商品としており、金利が全期間固定であるため、将来の金利上昇のリスクを心配せずに済む点が魅力です。変動金利の現在の低金利環境でも、「将来金利が上がるかもしれない」という不安を抱えずに済む安心感を求める人に最適です。

 

頭金を用意できる人

 

ARUHIスーパーフラットを利用するには最低でも10%の頭金が必要で、頭金が多ければ多いほど金利が低くなるため、初期費用をある程度用意できる人に向いています。

 

転職直後の人や個人事業主の人

 

一般的に住宅ローンの申込みには1年以上の勤務歴が求められますが、ARUHIでは転職後1年未満の方や個人事業主も申込みが可能です。

 

審査の速さを重視する人

 

ARUHIの住宅ローンは審査が迅速であることが特徴で、特に急いでいる場合におすすめです。事前審査は、最速で当日中、本審査は最短3営業日で結果が出てくる点は驚異的です。

 

諸費用を含めたローンを組みたい人

 

ARUHIでは、物件購入以外の関連費用もローンに組み込むことができるため、諸費用も含めて一括でローンを組みたいと考えている人に適しています。

 

ARUHIの住宅ローンは、金利の安定性を重視し、頭金の準備ができる、または特定の職業条件や審査の迅速さを求める方に特におすすめです。ただし、借入額が増えると返済期間も長くなりがちなので、将来の返済計画についても慎重に考慮しましょう。

 

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