SBI新生銀行の住宅ローンのメリットとデメリット・注意点を徹底解説

この記事ではSBI新生銀行の住宅ローンのメリットとデメリットについて解説していきます。

 

SBI新生銀行は、SBIホールディングス傘下の金融機関で、個人・法人向けの多様な金融サービスを提供しています。

 

旧・新生銀行から2023年にSBIグループの完全子会社となり、デジタル技術を活用した利便性の高いサービスを展開しています。「パワースマート住宅ローン」と銘打って、オンライン完結型の低金利商品を提供し、金利の低さから多くの利用者に選ばれています。

 

 

 

SBI新生銀行の住宅ローン 主な特徴

 

 

低金利が人気

 

先ほども記載した通り、SBI新生銀行の住宅ローンは低金利が大きな特徴です。また、自己資金10%以上の方は、さらなる金利優遇プランも準備されています。

 

他の銀行と比較しても訴求力のある金利設定となっており、いかにSBI新生銀行が住宅ローンに注力しているかがわかります。

 

ネットで手続きが完結

 

SBI新生銀行はネット専業銀行というわけではないですが、住宅ローンの相談店舗がないため住宅ローンの申し込みから契約までが全てオンラインで完結します。オンラインで完結するので、予約や待ち時間などの手間が省け、申し込みが非常に手軽です。

 

例えば、必要書類はスマホやパソコンを使って写真を撮り、オンラインで簡単に提出できます。また、契約書の記入や捺印は不要で、全てネット上で完了するのが大きな利点です。

 

ただし、店舗がないため対面での相談ができない点が気になるかもしれませんが、SBI新生銀行では電話やオンラインでのサポートが充実しているため、住宅ローンに関する相談も安心して行うことができます。

 

SBI新生銀行の住宅ローンのメリット

 

SBI新生銀行の住宅ローンには、低金利・柔軟な審査・手厚いサポートなど、多くのメリットがあります。どのような特徴があるのか、具体的にチェックして、他の住宅ローンと比較する際の参考にしましょう。

 

低金利&柔軟な審査!手厚いサポートも魅力

 

SBI新生銀行の住宅ローンは、競争力のある低金利ながら、他の金融機関では審査が厳しくなるケースにも対応できる「柔軟な審査」が特徴です。

 

転職後間もない方、外国籍、築年数の長い物件を購入する場合でも、柔軟に審査に対応してくれる銀行です。

 

さらに、住宅ローンの相談は「電話」「ビデオ通話」「対面相談」から選択可能。特に「新生パワーコール(住宅ローン専用)」なら、平日・土曜日も問い合わせができるので、忙しい方でも安心です。

 

幅広い諸費用も融資対象に!自己資金を抑えやすい

 

SBI新生銀行の住宅ローンでは、物件価格に加えて、諸費用も借入可能です。

•住宅購入にかかる 仲介手数料

•登記費用 や 司法書士報酬

•火災保険料・地震保険料

•リフォーム費用(一定の条件あり)

•引っ越し費用や家具・家電の購入費

 

住宅ローンを利用する際は、これらの諸費用も大きな負担になります。諸費用も含めて住宅ローンと同じ金利で融資を受けられるため、自己資金を大幅に抑えられるのがポイントです。

 

保証料・繰上返済手数料が無料!コストを抑えられる

 

SBI新生銀行は住宅ローン契約時に発生する「保証料」が無料で、契約時の初期費用を抑えられるのがメリットです。

 

一般的な住宅ローンでは、保証料として借入額の約2%(例:5,000万円の借入で約100万円)がかかるケースもありますが、SBI新生銀行なら0円で利用可能。

 

また、「一部繰り上げ返済」も手数料無料なので、余裕のあるタイミングでこまめに返済し、総返済額を減らすことができます。

 

団信が無料&上乗せ金利0.1%で「がん団信」にも加入OK

 

 

SBI新生銀行では、一般団信(契約者が死亡・高度障害になった場合にローン残債を保険金で完済する生命保険)と介護状態になった時の保障(安心保障付団信)が無料で付帯しています。

 

さらに、金利に年0.1%を上乗せするだけで「がん団信」への加入も可能。がんと診断された場合に住宅ローン残高がゼロになるため、万が一のリスクに備えたい方におすすめです。

 

一般団信の加入は必須で、健康状態によっては審査に通らない場合があります。

がん団信と安心保障付団信は併用できません。

 

本審査1回のみも可!スムーズな審査が魅力

 

通常、住宅ローンの審査は「仮審査(事前審査)→本審査」の2ステップですが、SBI新生銀行では原則、本審査1回のみで手続きが完了します。

 

仮審査をスキップすることで、書類の提出や入力作業を一度に済ませられるため、審査にかかる時間と手間を短縮できるのがポイントです。

 

住宅ローン審査に通過する自信がある方は、本審査1発での審査としても良いでしょう。

 

SBI新生銀行の住宅ローンのデメリット

 

40年以上の借入期間に対応していない

 

SBI新生銀行の住宅ローンは、借入期間が最長35年までとなっており、40年ローンには対応していません

 

近年では、住宅ローンの返済負担を軽減するために最長40年の長期ローンを選べる金融機関も増えています。特に、20代・30代の若い世代では、40年ローンを選ぶことで月々の返済額を抑えつつ余裕を持った資金計画を立てることが可能です。

 

そのため、「40年ローンを検討している」「少しでも月々の返済額を減らしたい」という方には不向きな点に注意が必要です。

 

手厚い保障を求める人には物足りない団信

 

SBI新生銀行の住宅ローンには、一般団信が無料で付帯しています。しかし、保障内容はシンプルで、手厚い特約がセットになっている他の金融機関と比較すると物足りなさを感じる可能性があります。

 

例えば、他の銀行では「がんと診断されたら住宅ローンが半分または全額免除される」といった手厚い保障が無料の基本プランに含まれていることもあります。

 

SBI新生銀行では、がん団信を追加する場合、金利に年0.1%の上乗せが必要になるため、手厚い保障を希望する場合は金利負担が増える点に注意が必要です。

 

また、「8疾病保障」や「全疾病保障」などの特約が用意されていないため、病気やケガによる長期入院・就業不能に備えたい方には不向きかもしれません。

 

SBI新生銀行の住宅ローンはこんな方におすすめ!

 

✅ 低金利の住宅ローンを利用したい方

✅ 他の金融機関で審査に落ちた経験がある方

✅ 保証料・繰上返済手数料を抑えてコストダウンしたい方

✅ がん団信などの保障を充実させたい方

✅ 忙しくてもオンラインでスムーズに契約を進めたい方

 

SBI新生銀行の住宅ローンは、金利の低さだけでなく、柔軟な審査・手厚いサポート・お得な無料サービスが魅力。住宅ローン選びの候補として、ぜひチェックしてみてください!

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