このページでは住信SBIネット銀行の住宅ローンを例に、「住宅ローンをクレジットカード払いで返済できるか」について解説しています。クレジットカードのポイントを貯めている人であれば、だれでも「住宅ローンをクレカで払いたい」と考えると思います。この記事では住信SBIネット銀行の住宅ローンを参考に、住宅ローンのクレカ払いについて解説していきます。
住信SBIネット銀行の住宅ローンについて
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、2024年12月の金利で、変動金利タイプ(新規借り入れ・自己資金80%以上)の金利が年0.448%(通期引き下げプラン)、同じく変動金利タイプ(借り換え)の金利が年0.448%(通期引き下げプラン)で、継続的に魅力的な金利水準で提供されています。
住宅ローンのクレジットカード払いについて
一般的に、住宅ローンの毎月の返済をクレジットカードで行うことはできません。
「住宅ローン クレジットカード」で検索して出てくるようなサイトなどには、住宅ローンは「担保がある」のローン商品で、クレジットカードは「担保がない」の金融商品なのでクレジットカードでは返済できない、と言った説明で金融機関のリスクの考え方を理由として説明しているサイトが多くありますが、「クレジットカードと同じ担保が無いカードローンの返済をクレジットカードで支払うこと」もできませんので、その考え方が本質的な理由ではありません。
厳密にいえば、「クレジットカードのキャッシング」で事前にお金を借りて、それを住宅ローンの返済に回せば、実質的にクレジットカードで支払っていることになりますので、「できない」という説明も正しくありません。
住宅ローンの返済をクレジットカードで行いたいと考えている人は、クレジットカードのポイントを貯めたいからです。つまり、様々な保険料をクレジットカードで支払ってポイントを貯めるのと同じように、クレジットカードの「ショッピング枠」で毎月の住宅ローンを返済してポイントを貯めることを期待しているものと思います。
残念ながら、クレジットカードの「ショッピング枠」は、買い物したお金を建て替えてもらって後で一括して支払うサービスであり、その利用限度額を言います。
住宅ローンも「マイホーム」という買い物のお金を立て替えてもらう金融商品」なので、その返済をクレジットカードのショッピング枠を使って行うことは認められていません。
住信SBIネット銀行の住宅ローンをクレジットカードで支払える?
したがって、住信SBIネット銀行の住宅ローンもクレジットカードで住宅ローンの毎月の返済を行うことは認められていません。
もし、住宅ローンをクレジットカードで返済できたら?
仮に毎月の住宅ローンをクレジットカードで返済できた場合、私たち利用者はクレジットカードのポイントが貯まることになります。住宅ローンの返済をクレジットカードで行いたいと考える人の多くは、クレジットカードのポイントを貯めたい人だと思います。
一方で、銀行からすると「クレジットカード会社」に決済手数料を支払うことになります。決済手数料は無視できないレベルのコスト(決済金額の数%)になるので、銀行としては住宅ローンの金利を引き上げて採算性を保つ必要があります。金利上昇分を負担するのは私たち住宅ローン利用者なので、住宅ローンのクレジットカード払いは実現する可能性も低く、かつ、実現しても利用者の負担になってしまうものになるでしょう。
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