変動金利型の住宅ローンは、2026年6月の日本銀行の利上げ(政策金利1.0%程度)を受けて先行きの上昇が意識されており、返済額が最後まで変わらないフラット35のような全期間固定金利を選ぶ人が増えています。この記事では、固定金利タイプの代表格であるSBIアルヒ株式会社のフラット35を申し込むときに表示される「キャンペーンコード」について、2026年8月18日時点の実施状況を公式サイトで確認したうえで整理します。
日本の住宅ローン業界を引っ張ってきたネット銀行が住宅ローンの金利を大幅に引き上げ、その後、覇権を取り戻す為に頑張っていてメガバンクの住宅ローンの金利も上昇傾向です。そんな状況で注目を集めているのがSBI新生銀行の住宅ローンです。2025年10月に始まったSBIハイパー預金口座開設者限定のプログラムで変動金利タイプの金利を年0.990%~とし、業界最安値水準の低金利での提供を続けています。変動金利で1%を超えるような銀行が多い中、今、非常に注目を集めています。
- 変動金利タイプは年0.990%~(金利優遇プログラム適用時)
- 新規借り入れ・借り換えに対応。
- SBIハイパー預金は口座を作るだけでOK(SBI証券で実際に投資する必要はないのでリスクなし)
- 住宅ローンの申込時点でSBIハイパー預金の口座を持っていなくても契約までに開設すればOK
この記事では、SBIアルヒ株式会社のフラット35の金利そのものの比較は扱いません。SBIアルヒ株式会社の住宅ローン全体の最新の動きやキャンペーンコードの配布状況については、申し込み前にこちらのページでご確認ください。
【2026年8月時点】結論:入力すべきキャンペーンコードは配布されていない

上の画像は、SBIアルヒ株式会社でフラット35を申し込む途中の画面です。ご覧のとおり「キャンペーンコード」という入力欄が「※キャンペーンコードをお持ちの場合は入力してください。」という案内とともに用意されています。
こうした入力欄があると、「どこかでキャンペーンコードが配られているのでは?」「入力しないと損をするのでは?」と不安になる方は少なくありません。
そこで住宅ローンナビ!編集部が2026年8月18日にSBIアルヒ公式サイトのキャンペーン一覧を確認したところ、2026年に告知されているキャンペーンは「事務手数料引き下げキャンペーン」の1本だけで、誰でも参加できるオープンなキャンペーンや、その参加に必要なキャンペーンコードの一般配布は確認できませんでした。前回確認した2026年7月末から状況に変わりはありません。つまり、一般の申込者が入力すべきキャンペーンコードは、現時点では特に用意されていないと考えてよいでしょう。コードを持っていなければ、入力欄は空欄のまま先へ進んで問題ありません。
キャンペーンコードの配布を見逃さないよう、SBIアルヒのフラット35に申し込む前にこちらのページや公式サイトで、最新のキャンペーン実施状況とコードの配布有無を確認してから申し込みましょう。
いま動いているのは「事務手数料33,000円引き下げ」(コード不要)
キャンペーンコードを使うキャンペーンは確認できない一方で、コード不要で適用される融資事務手数料の引き下げキャンペーンが続いています。SBIアルヒ公式のキャンペーンページ(2026年8月18日確認)によると、内容は次のとおりです。
| 確認する項目 | 公式に記載されている内容(2026年8月18日時点) | ここに注意 |
|---|---|---|
| キャンペーン名 | (2026)事務手数料引き下げキャンペーン | キャンペーンコードの入力は不要 |
| 特典 | 1債権あたり融資事務手数料を33,000円(税込)引き下げ | 金利ではなく初期費用が下がるタイプ |
| 期間 | 2026年3月2日(月)〜2027年3月31日(水) | 予告なく終了・変更される場合あり |
| 対象者 | 期間中にWeb本申込かつ電子契約で融資実行された方 | どちらか一方でも「紙」なら対象外 |
| 対象商品 | フラット35/スーパーフラット | 商品ページで対象可否を確認 |
| 対象の手数料タイプ | 事務手数料(スタンダードタイプ)のみ | 手数料率が2.20%(税込)以外は対象外 |
ポイントは、「Web本申込」と「電子契約」の両方をそろえて初めて対象になるという点です。公式の注意事項でも、どちらか一方が紙の手続きになるとキャンペーン対象外になると明記されています。SBIアルヒ ダイレクト支店の事務手数料はスタンダードタイプで融資金額の2.20%(税込・最低220,000円)ですから、33,000円の引き下げは初期費用をそのまま圧縮する効果があります。
なお、フラット35の金利は上昇が続いています。住宅金融支援機構が公表している2026年8月資金受取分の最も多い借入金利は、借入期間21年以上35年以下・融資率9割以下・新機構団信付きで年3.290%(2026年7月は年3.140%で、前月から0.150%の上昇)。金利が上がる局面ほど、コード不要で確実に効く初期費用の引き下げを取りこぼさないことが効いてきます。
Web事前審査の取り扱いは終了済み(2026年8月時点の申込ルート)
キャンペーンの条件と直結する変更が、2026年7月から実施されています。SBIアルヒ ダイレクト支店では、2026年7月1日をもってWeb事前審査の取り扱いが終了し、現在はWeb本申込のみの取り扱いです(公式サイトのお知らせで確認・2026年8月18日時点)。
入力途中だった方向けの移行措置(2026年7月31日までに「申込内容確定・本人確認」を完了すればWeb事前審査として手続きできる、というもの)もすでに期限を過ぎています。したがって2026年8月現在、ダイレクト支店からの新規申し込みはWeb本申込が入口です。事前審査を受けたい場合は、最寄りの店舗へ相談する流れになります。
つまり、キャンペーンの対象になりたい人は「ダイレクト支店のWeb本申込+電子契約」というルートを最初から選んでおく必要があるということです。取り扱いは今後も変わり得るため、最新の申込方法は必ず公式サイトでご確認ください。
ダイレクト支店を使う前に確認したい条件とスケジュール
キャンペーンの入口である「Web本申込」は、誰でも使えるわけではありません。公式サイトに利用条件が明記されているので、申し込む前に自分が当てはまるか確認しておきましょう(2026年8月18日時点)。
| 確認する項目 | 公式に記載されている内容 |
|---|---|
| 取扱商品 | フラット35/スーパーフラット/フラット35+フラットα(フラット35リノベ制度・フラットつなぎの利用者は対象外) |
| 他店舗での申込・相談 | 全国のSBIアルヒ店舗のいずれかですでに申し込み手続き(または相談)を行っていないこと |
| 申込人などの要件 | 申込人・連帯債務者・担保提供者のいずれも未成年者ではないこと |
| 土地の権利 | 「賃借権」「地上権」ではないこと。取得予定地が「仮換地」「保留地」「転借地」ではないこと |
| 審査期間 | Web本申込の受け付けから1〜2週間 |
| 必要なリードタイム | 受け付けから融資実行予定日まで6週間以上の期間が確保できること |
| その他 | 抵当権設定登記は同社指定の司法書士を利用。Web本申込後に司法書士との面談が必要。携帯電話を持っていない場合は申し込み不可 |
とくに注意したいのが「融資実行日まで6週間以上」という条件です。物件の引き渡し日が決まっている場合、逆算して余裕を持って動かないとダイレクト支店を使えず、結果としてキャンペーンの対象からも外れてしまいます。また、電子契約は一部利用できない場合があると公式に注記されているため、電子契約が使えるかどうかは早い段階で担当者に確認しておくと安全です。
紹介プログラムのキャンペーンコードとは(過去に実施された仕組み)
SBIアルヒ株式会社では過去に、「SBIアルヒの住宅ローンを利用している人が、家族や友人を紹介すると1万円分のギフト券がもらえる」紹介プログラムを実施していたことがあります。
この紹介プログラムで「誰が紹介したか」を特定する手段として使われていたのが、まさに本記事のテーマである「キャンペーンコード」です。利用者に専用のキャンペーンコードを配り、紹介された人が申し込み時にそのコードを入力することで、「紹介者」と「紹介された人」を結び付けて特典を渡す、という仕組みでした。申込画面に入力欄だけが残っているのは、この種のプログラムに対応するための共通仕様と考えられます。
住宅ローンナビ!の調べでは、この紹介プログラムは2026年8月時点では実施されていないようで、キャンペーンコードの配布も確認できませんでした。今後の再開や新プログラムの可能性に備え、申し込み前に最新情報を確認することをおすすめします。
コード探しより効くのは「総額」での比較
住宅ローンのキャンペーンは、内容そのものより「適用条件」で差が出ます。たとえば金利が同じでも、事務手数料の割引が入るだけで初期費用が変わり、総コストの体感は大きく変化します。特にフラット35は借入期間が長くなりやすい一方で、実行時にまとめて支払う初期費用のインパクトも無視できません。
申し込み直前には、公式のキャンペーンページと、対象商品・対象の手数料タイプ・申込経路(Web本申込/電子契約)をセットで照合し、金利・手数料・団信を含めた「総額」で比較してから動くのが、損をしない住宅ローン選びの近道です。フラット35だけでなく、変動金利も含めて幅広く比べたい場合は、事務手数料が借入金額の2.20%(税込)の定率型で分かりやすく、保証料や一部繰上返済手数料が0円、団信も上乗せ0円の一般団信を用意しているSBI新生銀行のような民間住宅ローンも候補に加えて見比べると、自分に合った一本が見つけやすくなります。
キャンペーンコードに関するよくある質問(FAQ)
Q. キャンペーンコードを入力しないと損をしますか?
A. 2026年8月18日時点では、一般向けに配布されているキャンペーンコードは確認できていません。コードを持っていない場合は空欄のまま進めて問題ありません。実施中の手数料引き下げキャンペーンはコード不要で、対象条件を満たせば適用されます。
Q. キャンペーンコードはどこで入手できますか?
A. 過去には紹介プログラムの利用者に配布される形でしたが、2026年8月時点では配布は確認できません。最新の配布状況は公式サイトやこちらのページでご確認ください。
Q. 申込書を紙でやり取りしても、手数料引き下げの対象になりますか?
A. 公式の注意事項では、Web本申込と電子契約の両方を利用した方が対象で、どちらか一方が紙の手続きになる場合は対象外と明記されています。書面での手続きを予定している場合は、事前に申込先の店舗へ確認してください。
Q. 事務手数料が引き下げられても対象外になるケースはありますか?
A. 対象は事務手数料(スタンダードタイプ)のみで、手数料率が2.20%(税込)以外の場合は対象外とされています。金利を下げる代わりに手数料率が異なるプランを選ぶ場合などは、適用可否を必ず確認しましょう。
Q. いまから事前審査だけ受けることはできますか?
A. SBIアルヒ ダイレクト支店のWeb事前審査は2026年7月1日で取り扱いが終了し、入力途中の方向けの移行期限(2026年7月31日)も過ぎています。2026年8月現在、ダイレクト支店からの新規申し込みはWeb本申込のみです。事前審査を希望する場合は最寄りの店舗へ連絡する案内が公式に出ています。最新の手続き方法は公式サイトでご確認ください。
Q. 引き渡しが1か月後なのですが、キャンペーンに間に合いますか?
A. ダイレクト支店(Web本申込)の利用条件として、受け付けから融資実行予定日まで6週間以上の期間が確保できることが公式に明記されています。審査期間も1〜2週間かかるため、引き渡しまで1か月では条件を満たせない可能性が高くなります。スケジュールが厳しい場合は、店舗での申し込みも含めて早めに相談しましょう(その場合、Web本申込+電子契約が条件のキャンペーンは対象外になります)。
※最新の取り扱い状況・キャンペーン内容は変更されることがあります。申し込み前に必ず各金融機関の公式サイトをご確認ください。