この記事ではイオン銀行の最新の住宅ローン金利と過去の金利推移・金利動向を紹介しています。
目次
2024年12月のイオン銀行の住宅ローン金利
イオン銀行は、2007年設立のイオングループ傘下の銀行で、歴史は浅いものの、順調な成長を遂げています。2023年度には口座数828万口座、預金残高4兆3997億円を記録しました。規模ではメガバンクに劣るものの、イオングループの支援により、個人にとって使いやすく安心できる銀行です。 住宅ローンは、イオングループ特典や低金利が魅力で、ネット銀行の利便性と実店舗での対面相談が可能な柔軟性を兼ね備え、多くのユーザーに利便性と安心感を提供しています。
イオン銀行では変動金利と当初固定金利の2種類の金利タイプがある独自の住宅ローンとフラット35を提供していますが、この記事では主に公式サイトから申し込めるイオン銀行独自の住宅ローンについて解説していきます。
イオン銀行の住宅ローン金利(2024年12月)
今月の住宅ローン金利を確認していきましょう。やはり、今月も変動金利タイプの金利の低さが目立っています。また、今月は10年固定金利タイプの金利を引きあげています。
資金使途 | 金利タイプ | 2024年11月の金利 |
新規借り入れ | 変動金利 ※物件価格の80%以内で借入れの場合 | 0.53%〜 |
変動金利 ※物件価格の80%超で借入れの場合 | 0.58%〜 | |
10年固定金利 | 1.26%〜 | |
借り換え | 変動金利 | 0.53%〜 |
当初10年固定金利 | 1.26%〜 |
住宅ローンの金利推移・金利動向
イオン銀行の住宅ローンの過去の金利推移を記載しました。
変動金利 ※物件価格の80%超で借入れの場合 |
10年固定金利 | |
2023年4月 | 年0.430% | 年1.440% |
2023年5月 | 年0.430% | 年1.450% |
2023年6月 | 年0.430% | 年1.450% |
2023年7月 | 年0.430% | 年1.210% |
2023年8月 | 年0.430% | 年1.210% |
2023年9月 | 年0.430% | 年1.210% |
2023年10月 | 年0.430% | 年1.390% |
2023年11月 | 年0.430% | 年1.390% |
2023年12月 | 年0.430% | 年1.390% |
2024年1月 | 年0.430% | 年1.490% |
2024年2月 | 年0.430% | 年1.490% |
2024年3月 | 年0.430% | 年1.490% |
2024年4月 | 年0.430% | 年1.410% |
2024年5月 | 年0.430% | 年1.410% |
2024年6月 | 年0.430% | 年1.410% |
2024年7月 | 年0.380% | 年1.500% |
2024年8月 | 年0.380% | 年1.500% |
2024年9月 | 年0.380% | 年1.500% |
2024年10月 | 年0.580% | 年1.230% |
イオン銀行の住宅ローンの主な特徴
特徴項目 | 説明 | コメント |
---|---|---|
金利の種類 |
変動金利、固定金利特約型(当初3年、5年、10年) |
多様な金利オプションを提供し、顧客のニーズに応じた選択が可能 |
金利の競争力 |
低金利を実現し、借り入れコストを抑えられる |
ネット銀行としての競争力ある金利設定が特徴 |
保障の充実 |
全疾病保障団信が無料付帯、がん保障なども選択可能 |
健康リスクに対する手厚い保障が安心感を提供 |
返済期間 |
1年以上35年以内(1ヶ月単位) |
柔軟な返済期間設定で、ライフプランに合わせた返済計画が可能 |
お手続き方法 |
ネット申込、イオンモール内の店舗での対面相談 |
インターネットと実店舗両方で手続きが可能で、幅広いニーズに対応 |
繰上げ返済 |
一部繰上げ返済は1万円以上、手数料無料 |
返済の自由度が高く、計画的なローン返済が可能 |
金利プラン |
定額型、定率型事務手数料プランに応じて適用金利が変動 |
借入目的や返済プランに応じた柔軟な選択ができる |
審査の迅速さ |
仮審査は最短即日、結果通知が早い |
ネット銀行ならではのスピーディーな審査プロセス |
担保物件の範囲 |
日本国内の住宅用不動産(借地権付きは対象外) |
購入予定物件の多様性に対応 |
資金使途 |
新築・中古住宅購入、注文住宅建設、リフォーム、借り換え |
幅広い用途に対応し、さまざまな住宅関連のニーズをサポート |
上記の表では、イオン銀行の住宅ローンの特徴を記載しています。住宅ローンを選択する際には、こちらを参考にいただき、ご意向と照らし合わせて違和感ないか確認するようにしましょう。
団信の特徴とメリット・デメリットについて
イオン銀行の住宅ローンに付帯する団体信用生命保険(団信)は、5種類から選べるため選択肢が多くて安心の保障となっています。以下にその主要な特徴を解説します。
団信の種類
- 全疾病団信 病気・怪我による収納不能状態を保障する住宅ローンです。所定の就業不能状態が1年を超えて継続したときローン残高が0円になります。金利上乗せなしで利用できます。
- がん保障付団信 がんになったらローン残高が0円になる安心の保障です。年0.10%の金利上乗せで利用することができます。
- 8疾病保障団信 がん+脳卒中+急性心筋梗塞+5つの重度慢性疾患に対する保障で、非自発的に失業した場合の保障も充実しています。年0.30%の金利上乗せで利用することができます。
- 一般団信 死亡・高度障がい時に住宅ローン残高が保障されます。金利上乗せなしで利用できます。
- ワイド団信 健康上の理由で他の団信に加入できなかった方でも、加入できる可能性がある引き受け緩和型の団体信用生命保険です。年0.30%の金利上乗せで利用することができます。
団信のメリット
- 広範囲な保障による安心 多くの病気やケガを保障範囲に含むことで、ローン利用者は幅広い健康リスクに対して安心できます。
- ローン返済のリスク軽減 万が一の事態に備えて、ローン残高の免除が受けられるため、家族への経済的負担を軽減します。
- 追加料金の不要 通常の団信保険料に含まれるため、別途保険料を支払う必要がない点が大きな利点です。
デメリット(注意点)
- 適用条件 団信の最大の注意点は年齢制限です。50歳未満の方であれば非常に充実した保障を受けることができます。他にも詳細な適用条件や除外事項がありますので詳しくは、イオン銀行が用意している商品説明書などを確認してください。
以下の記事で、イオン銀行の団信に関して細かく解説していますので、ぜひご参考になさってください。
イオン銀行の住宅ローンの団体信用生命保険(団信)の特徴は?徹底解説!
イオン銀行住宅ローンの申込方法と必要書類
イオン銀行の住宅ローン審査申込の手続きはネット申込か店舗での申込かで変わってきます。
ネットでの申込の流れ
1. 事前審査の申し込み
イオン銀行の公式ホームページから事前審査を申し込みます。審査結果は郵送または電話で通知されます。
2. 正式審査の申し込み
事前審査に通過したら、正式審査に進みます。指定された必要書類に記入後、写真を撮りマイページにアップロードするか、店舗窓口に提出します。
正式審査の結果も郵送または電話で通知されます。
3. 契約手続き
正式審査が通れば、ローン契約締結に進みます。契約時には司法書士の立会いが必要となり、店舗や自宅などで抵当権設定手続きを行います。
店舗での申込の流れ
1. 事前審査の申し込み
店舗の専用端末から事前審査を申し込みます。事前に予約をしておくとスムーズです。
結果は郵送または電話で通知されます。
2. 正式審査の申し込み
必要書類を店舗に持参し、正式審査を申し込みます。審査に通過すると、借入手続きに関する案内が自宅に送付されます。
3. 契約手続き
契約時の流れはネット申し込みと同じで、司法書士立会いのもとで店舗・自宅・司法書士事務所で手続きを進めます。
申し込み・契約に必要な書類
• 本人確認書類: 運転免許証、パスポートなど
• 住民票の写し
• 健康保険証
• 収入関連書類(給与所得者の場合): 源泉徴収票 • 住民税決定通知書または課税証明書
• 物件関連書類: 不動産売買契約書 • 重要事項説明書 • 建築工事請負書
• 団信関連書類(必要に応じて): 保険会社所定の診断書(加入する保険内容により異なるため事前確認が必要)
※審査の進行状況や個々の事情に応じて、追加書類が要求される場合もあります。イオン銀行の具体的な書類要件や申込プロセスに関しては、直接銀行のウェブサイトを確認するか、問い合わせを行うようにしてください。