住宅ローンは完成した住宅（マンションや戸建て）を担保として差し入れて、金融機関から借り入れる長期のローンです。一方、つなぎ融資は、住宅が完成して住宅ローンの本契約が成立するまでの間に必要な資金を一時的に借りる短期ローンです。一般的に、注文住宅の戸建て物件で利用されるローン商品です。

注文住宅を建てるときに、ハウスメーカーに着手金や中間金の支払いが必要になることがあります。そのような物件を建設中に資金が必要になる場合に利用することになります。現在の住宅を売却して新しい住宅を購入する場合に利用するケースもあります。つなぎ融資を利用することで、住宅ローンが利用可能になるまでのつなぎの期間の資金を用意することができます。

まず、つなぎ融資は「住宅ローンの審査が通っていること」が必要になりますので、住宅ローンを申し込むことになります。その後、つなぎ融資を提供している金融機関を選んで申込みをします。

次に、購入予定物件の契約書や建築計画書、収入証明などの必要書類を提出し、審査を受けます。審査が通れば融資契約を結び、資金を受け取ります。その後、物件の引き渡しが完了したら、つなぎ融資は住宅ローンに切り替わります。

なお、つなぎ融資を契約したら当面は利息だけを支払います。住宅ローンに切り替わるタイミングでつなぎ融資で借りたお金がそのまま住宅ローンとして借りている形になります。

利用できます。ただし、ネット銀行が直接つなぎ融資を提供しているケースは少ないので、つなぎ融資を自分で探すか、ソニー銀行やSBI新生銀行の場合、つなぎ融資を提供している金融機関を紹介してくれるようです。

ネット銀行の住宅ローンは、低金利が大きなメリットです。また、オンラインでの手続きが可能なため、来店する必要がなく、手続きが簡単で迅速です。さらに、柔軟な返済プランを選べるため、自分のライフスタイルに合わせた返済計画を立てやすいですよ。